アーラティなどの儀式で使用される5口のオイルランプです。
アーラティは、夜に神々の前で揺れる光、または夜を取り払うものを意味し、ヴェーダの儀式から生じた「火の儀式」として、現代でも広く執り行われています。その方法は地域や慣習によってさまざまに異なりながらも、賛歌が響き渡る中で、神々を中心とし円を描くように炎を捧げることが、このアーラティの大切な要素として伝えられます。
神々は、明るい炎によってより一層その存在を際立たせ、自身の内に存在感を増していきます。私たちのあらゆる行いの中心にあるもの、それが神であるということを気づかせます。
このアーラティは、寺院や聖所で行われる壮大なものだけでなく、一般家庭でも頻繁に行われる儀式の一つであり、小さなランプなどを用いて、毎日欠かさず、または一日の内に何度も行われます。こうして神々を中心とする神聖な行いに自分自身を繋ぎとめることによって、苦難を引き起こす欲望や自我を引き離すとも言われます。
アーラティは、神への最高の愛を意味するとも伝えられます。炎は、自身の無知を照らし、その内の不純なものを浄化すると古くから伝えられています。
コットン・ウィックス(糸芯)などを差して、食用油で使用することができます。5口は、五大元素や五つの感覚などを象徴します。
サイズ
高さ:約5.5cm
上部の直径:約7.1cm
ハンドルを含めた長さ:約13.4cm
重量:約417g
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。