ヴァサンタ・パンチャミーの意義
2024年2月2日は、ヴァサンタ・パンチャミーの吉日です。
(日本時間では2月3日となりますが、このプージャーは現地の暦にあわせ、2月2日に行われます。)
ヴァサンタは「春」を意味し、このお祭りは春の到来を祝う特別な行事として讃えられます。
このお祭りは、マーガ月(1月〜2月)のシュクラ・パクシャ(新月から満月へ向かう半月)の5日目(パンチャミー)に行われ、新たな季節の始まりを祝います。
他のヒンドゥー教のお祭りと比較して、ディーワーリーが富の女神ラクシュミーを、ナヴァラートリがドゥルガーを祀るのに対し、ヴァサンタ・パンチャミーは学問と芸術の女神サラスワティーを祀る特別な日です。
サラスワティー女神の誕生と祝賀
ヒンドゥー教の伝承によると、サラスワティー女神はヴァサンタ・パンチャミーの日に生まれたとされています。
この日、サラスワティー女神は特に敬意を払って祀られ、黄色い衣装で飾られます。
黄色はこのお祭りで中心的な色であり、春の作物の豊かさと繁栄を象徴しています。
祝祭では、黄色い衣服を着た人々が、黄色く染められた食べ物やお菓子を分かち合い、サラスワティー女神への敬意を表します。
教育と子どもたちにとっての意味
ヴァサンタ・パンチャミーはインドの子どもたちにとっても大切な日です。
この日は、読み書きの学習を始めるのに最適な時期とされており、多くの子どもたちが初めての「あいうえお」を習い始めます。
また、この日を創立記念日とする教育機関も多く、学問の始まりと精神的な成長の象徴として広く認識されています。
自然への敬意と祈り
ヴァサンタ・パンチャミーは、自然界の変化とも深く結びついています。
このお祭りを機に、太陽の女神、大地の女神、川の女神など、自然の諸元素に対する敬意と感謝の祈りが捧げられます。
これは、季節の変わり目に自然への感謝を表し、豊かな収穫と幸福を祈る一環です。
精神的・物質的豊かさへの願い
ヴァサンタ・パンチャミーは、季節の変わり目を祝うお祭り以上の意義があります。
弁才天としても知られるサラスワティー女神の誕生を祝福することで、人々は精神的、物質的な教養と豊かさを求めます。
この日は、新たな始まりへの希望と共に、内なる成長と学びへの尊重を象徴しています。
このヴァサンタ・パンチャミーの吉日に、以下の寺院において、アルチャナ(神前において僧侶が名前を奏上する儀式)を実施します。
■プージャー(アルチャナ:神前において名前を奏上する儀式)実施寺院■
・クータヌール・サラスワティー寺院(クータヌール)
※プージャー実施日は、2025年2月2日(日)となります。
※お申し込みは、1月30日(木)18:00ご入金確認分までの受け付けとなります。
※2〜3ヶ月後に、プージャーのプラサーダムをお送りいたします(写真は付属いたしません)。
※お申し込み時に、祈願者名、ナクシャトラ(未記入でも可。必要な場合は生年月日・誕生地住所・誕生時間をお知らせいただければ、確認させていただきます)をお知らせください。
※1回のお申し込みで、同じ姓のご家族4名様までご参加いただけます。
※お送りするプラサードは1回のお申し込みにつき1名様分のみとなります。人数分のプラサードをご希望の場合は、人数分のお申し込み数が必要となります。
※ご家族でお申し込みいただいた場合、実施寺院によっては、「Yamada Family」などと家族の姓でまとめて実施される場合があります。個人名での実施をご希望の場合は、1回のお申し込みにつき、1名様分のみの情報をご記入ください。
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