出版社/著者からの内容紹介
恋あり愛あり性あり欲あり善あり悪あり涙あり笑いあり
なんでもあり ないものなし
『世界最大の叙事詩』エッセンス8話を収録
『マハーバーラタ』は、サンスクリット原典で全十八巻、十万詩節、一千二百章、二十万行を超える世界最大の叙事詩である。これはギリシャの二大神話『イーリアス』『オデュッセイア』を合わせたものの約八倍、聖書の約三倍半の長さに相当する。現在の形が成立したのは紀元四〇〇年頃と推定される。物語は戦闘場面、宗教談義、フォークロア(民間伝承)的世界に分かれている。本書では、古代の男女の交わり、結婚観などが赤裸々に表現されているフォークロア的世界にスポットをあて、八話を厳選して紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
『マハーバーラタ』は、サンスクリット原典で全十八巻、十万詩節、一千二百章、二十万行を超える世界最大の叙事詩である。これはギリシャの二代神話『イーリアス』『オデュッセイア』を合わせたものの約八倍、聖書の約三倍半の長さに相当する。現在の形が成立したのは紀元四〇〇年頃と推定される。物語は戦闘場面、宗教談義、フォークロア(民間伝承)的世界に分かれている。本書では、古代の男女の交わり、結婚観などが赤裸々に表現されているフォークロア的世界にスポットを当て、八話を厳選して紹介する。
内容(「MARC」データベースより)
恋あり、愛あり、性あり、欲あり、善あり、悪あり、涙あり、笑いありの、世界最大の叙事詩「マハーバーラタ」。その中から、古代の男女の交わり、結婚観などが赤裸々に表現されているフォークロア的世界を厳選して紹介。
出版社からのコメント
【教訓その一】
天然自然の営みとしての強烈な肉欲と怒りを与えられた女に、男は所詮かなわず、女には従うべき教典の定めもないほどに偉大な諸感覚が備わっている。太陽の熱という本性を誰も所有できぬように、女の本性そのものを男は所有できないのだ。
著者について
山際素男(やまぎわもとお)
一九二九年三重県生まれ。九八年、『マハーバーラタ』の翻訳で第三四回日本翻訳出版文化賞を受賞。著訳書に『マハーバーラタインド千夜一夜物語』『不可触民と現代インド』『ブッダとそのダンマ』『アンベードカルの生涯』(以上、光文社新書)、『不可触民』『不可触民の道』『ダライ・ラマ自伝』『チベットのこころ』『破天一億の魂を掴んだ男』など、近刊の訳書に『中国はいかにチベットを侵略したか』(講談社インターナショナル)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山際 素男
1929年三重県生まれ。’98年、『マハーバーラタ』の翻訳で第34回日本翻訳出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山際 素男(著)
新書: 259ページ
出版社: 光文社 (2006/1/17)
発売日: 2006/1/17
商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.8 cm