「STAR TELLER」2026年1月号は、新しい年の幕開けにふさわしい、深遠なヴェーダ占星術の英知と実用的な未来予測が凝縮された一冊です。今号の最大の目玉は、2026年の世界経済と市場心理に切り込む「Bulls or Bears?」特集です。インド、アメリカ、中国、ロシア、ドイツといった主要国の経済動向を、マンデン占星術の観点から鋭く分析しています。また、ダヤーナンダ・サラスワティ師による「人間の悲しみ」に関する精神的な講話や、タロットカードによる年運予測など、物質的な成功と精神的な充足の両面をサポートするコンテンツが満載です。習近平氏のホロスコープ分析など、時事的なトピックも扱っており、占星術を深く学ぶ方から、激動の時代を生き抜く指針を求める方まで、すべての読者に「天界からのガイダンス」を提供します。
記事タイトル:サットサンガ - 人間の悲しみへの解決策 (Solution to Human Sadness)
本号の「Guidance from Guru」では、著名なヴェーダの師であるプージャ・スワミ・ダヤーナンダ・サラスワティ氏が、人間が抱える普遍的な問題である「悲しみ」の本質について、鋭い洞察を与えています。
悲しみの所在の誤解 スワミ氏はまず、私たちが通常、悲しみの原因を自分自身の「外側」に見出そうとする傾向を指摘します。「仕事がないから悲しい」「病気だから悲しい」「子供がいないから、あるいは多すぎるから悲しい」といった具合に、私たちは特定の欠如や過剰、あるいは他者の行動を悲しみの原因として特定します。人間の心は、悲しみの原因を外部の状況に帰結させることに長けており、その結果、「状況さえ変われば(仕事が見つかれば、結婚できれば)、悲しみは消えるはずだ」という結論に至ります。
状況の中立性 しかし、スワミ氏は、状況そのものが悲しみの原因ではないと説きます。もし特定の状況(例:仕事がないこと)が絶対的な悲しみの原因であるなら、その状況にあるすべての人が等しく悲しむはずですが、実際はそうではありません。逆に、私たちが「解決策」だと信じている状況(例:仕事を得ること)が、新たな問題(通勤の苦痛、職場の人間関係、汚染された環境など)を生むこともあります。 記事では「義母(Mother-in-law)」を例に挙げています。ある人にとっては義母がストレスや悲しみの源であるかもしれませんが、別の人(例えば留守中に子供を預けたい人)にとっては、義母は頼もしい存在であり、快適さの源となります。つまり、対象や状況そのものには「悲しみ」も「快適さ」も内在していないのです。
結論:解決策は内側に スワミ氏は、あらゆる状況には「利点」と「欠点」の両面があると結論付けます。独身であることには自由という利点と孤独という欠点があり、結婚することにも同様に両面があります。ある状況が悲しみを引き起こすなら、まさにその同じ状況が(見方を変えれば、あるいは時が変われば)慰めにもなり得ます。 したがって、悲しみの解決策は、外部の状況を変えたり破壊したりすること(離婚する、仕事を辞めるなど)だけにあるのではありません。真の解決策は、状況に対する自分自身の捉え方、心の在り方を見つめ直すことにあるのです。これは、外部環境に振り回されがちな現代人にとって、心の平穏を取り戻すための重要な「古代の叡智」です。
記事タイトル:忘れられた科学の復活 - パクシャ・チャートの予言力 (Reviving a Forgotten Science: The Prophetic Power of Paksha Charts)
この記事では、R.K. ヴァルマ氏が「パクシャ・チャート(Paksha Charts)」と呼ばれる、現代ではあまり使われなくなった占星術の技法を用いて、2026年の中国および習近平国家主席の運勢を大胆に予測しています。
パクシャ・チャートの有効性 パクシャ・チャートとは、新月や満月のタイミング(ルネーション)で作成されるチャートのことです。著者は、この技法がマンデン占星術(社会占星術)において非常に強力であり、過去には1987年の株式市場の暴落や、1992年のインド・カリヤーン・シン政権の解散などを正確に予見した実績があることを紹介しています。今回は、2026年1月19日のルネーション・チャートを用いて分析を行っています。
習近平氏と中国の2026年 分析によると、山羊座のアセンダントを持つこの期間のチャートにおいて、中国を示す配置は厳しいものとなっています。 1. ラーフの影響: 習近平氏(および中国)は、2026年1月から2028年9月まで「ラーフ-ラーフ期」に入ります。チャート上では、不吉とされる第8室にラーフが配置されています。これは、予期せぬ障害、陰謀、あるいは隠れた敵を示唆します。 2. 経済への打撃: 第2室(財政)にケートゥが在住し、他の主要な惑星も逆行やコンバスト(燃焼)の影響を受けていることから、中国経済は深刻な緊張状態に陥ると予測されています。外部からの要因だけでなく、内部要因による経済的苦境が示唆されており、これが「向かい風」となります。 3. 健康と権力: 8室のラーフは、習近平氏個人の健康問題の浮上も警告しています。しかし、同時に彼は「権力の座(saddle of power)」にはしっかりと留まり続けると予測されています。 4. 軍事的な動き: 厳しい星回りと近隣諸国との関係において、中国はその「筋肉を見せつける(軍事力を誇示する)」誘惑に駆られる可能性があります。記事では、ブリッジ(BRI)やCPECなどのプロジェクトを通じた影響力の拡大にも触れつつ、2026年は中国にとって内憂外患の激動の年になる可能性が高いと結論付けています。
この記事は、個人の運勢だけでなく、世界情勢が個人の生活にどう波及するかを知る上で、非常に興味深い洞察を提供しています。
