シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタ・マハープラーナムは、デーヴィー・バーガヴァタ・プラーナ、シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタムなどとも呼ばれ、プラーナ文献においてとりわけ重要視される聖典のひとつです。
この聖典は、ヒンドゥー教における主要な宗派のひとつであるシャクティズムにおいて、至高神と見なされる女神、デーヴィーに捧げられています。
デーヴィー・バーガヴァタ・プラーナはヴェーダ・ヴィヤーサによって書かれたとされ、18,000以上の詩節があります。
それは、女神を宇宙の原初のエネルギー(シャクティ)、あらゆる創造、保護、そして破壊の源として賛美しています。
そこでは、女神が超越的な宇宙の力と慈悲深い神聖な母として描写されています。
デーヴィー・バーガヴァタ・プラーナは、ドゥルガー女神やカーリー女神がマヒシャースラやシュンバ・ニシュンバを退治する様子などが描写されるとともに、信仰や正義といった霊性を高める教えが記された価値ある聖典でもあります。
デーヴィー・バーガヴァタ・プラーナの神話、賛美、教えは、インドの芸術、音楽、ダンス、文学にも深く影響を与えています。
女神に関連する多くの祭り、ナヴァラートリやドゥルガー・プージャーなどは、この聖典からその意義が取り入れられています。
デーヴィー・バーガヴァタ・プラーナは宇宙における神聖な女性原理の祝賀です。
ヒンドゥー教における女神を中心とした伝統を伝え、古来より人々の霊性を高める源になっています。
この冊子は、サンスクリット語の原文のみとなります。
サンスクリット語の学習のために、または祭壇にお祀りしたり、お守りとしてお持ちいただくことができます。
ページ数:654ページ
重量:約1246グラム
サイズ:27.00cm x 21.00cm x 3.00cm
出版社:Gita Press, Gorakhupur, India