シャラベーシュヴァラ神は、ナラシンハ神を鎮めるためにもっとも強力な形で化身したシヴァ神の姿です。
獅子の体に大きな翼を持った姿で描かれます。
シャラベーシュヴァラ神の起源にはさまざまな説がありますが、一説に、以下のような言い伝えがあります。
悪魔ヒラニヤカシプを倒したヴィシュヌ神の化身であるナラシンハ神は、人獅子の姿をしており、怒りのあまり非常に獰猛で、誰も彼を止めることができませんでした。
そんなナラシンハ神を鎮めるために、シヴァ神はヴィーラバドラ(戦士)となって現れ、世界平和の化身として穏やかになるようナラシンハ神を諭します。
しかし、ナラシンハ神はこれを拒みます。
ナラシンハ神の態度に怒ったヴィーラバドラは、大空にその体を広げ宇宙に広がると、体の半分がシャラバ(鳥)となります。
シャラバは、その尾でナラシンハ神を持ち上げ、彼を打ちつけようとしました。
すると、ナラシンハ神は過ち認め、許しを得ようとシャラバに祈ります。
許されることを知ったナラシンハ神は興奮し、自らの皮膚(獅子の皮膚)を剥がすとそれを差し出します。
こうして獅子と鳥の2つの姿を持つシャラベーシュヴァラ神が生まれたと伝えられます。
マントラ:Om Pakshirajaya Vidmahe Sarabheshvaraya Dhimahi
Tanno Rudrah Pracodayat
オーム パクシラージャーヤ ヴィッドゥマヘー シャラベーシュヴァラーヤ ディーマヒ
タンノー ルドラハ プラチョーダヤートゥ
サイズ
高さ:約12cm
底部:約8.6cm×約7.8cm
重量:約478グラム
材質:ブロンズ製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。
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