シュリー・ゴーパーラ・サハスラナーマ・ストートラムは、帰依者たちへ喜びを与えるためにこの聖なる地に現れたクリシュナ神の千の御名が含まれた賛歌です。
ゴーパーラは、牛飼い、王子、王などの意味があるクリシュナ神の別名になります。
「ゴー」は牛を意味し、「パーラ」は保護者を意味します。
ゴーパーラとしてのクリシュナ神を礼拝することは、牛飼いの少年としてのクリシュナ神の若き日の数々の遊戯(リーラー)を讃える、価値ある行いとされています。
クリシュナ神は、幼少の頃からさまざまな神の遊戯(リーラー)にまつわる逸話があります。
ミルクが欲しくて泣きわめくクリシュナ神を、母ヤショーダーが忙しく聞き逃してしまったため、クリシュナ神が怒って車を蹴り飛ばした逸話。
クリシュナ神が母ヤショーダーの膝の上で寝ているとき、あくびをしたクリシュナ神の口の中にヤショーダーが全宇宙を見た逸話。
クリシュナ神がフルート売りの女性に、この一握りの穀物とフルートを交換して欲しいといい、一握りの穀物を残してフルートを持ち帰った後、この穀物が宝石に変わった逸話など、クリシュナ神の魅力溢れる逸話には限りがありません。
千の御名を通じてクリシュナ神の魅力溢れる神の遊戯の数々を讃えることで、神聖な性質を考察しながら自己と宇宙の理解を深め、最終的にはモクーシャ(解放)を達成する助けになると信じられています。
この冊子は、サンスクリット語の原文のみとなります。
サンスクリット語の学習のために、または祭壇にお祀りしたり、お守りとしてお持ちいただくことができます。
ページ数:126ページ
重量:約56グラム
サイズ:10.00cm x 13.50cm x 1.00cm
出版社:Gita Press, Gorakhupur, India