ラーマーヤナは、マハーバーラタと並ぶインド2大叙事詩のひとつであり、全7巻、総行数は48,000行に及びます。ラーマ神の行状記が綴られたこのラーマーヤナは、人生において私たちが出会う可能性がある、あらゆる状況を示しているとされます。
献身と、社会の中での道徳的な価値について語られるラーマーヤナは、人々に学びと理解を広げるために、物語の形でヴェーダの教えを説きます。ヴェーダの複雑な言語を理解することができない人々へ、簡略化された方法で述べられる教えは、哲学や政治、義務の概念、道徳や真実を易しく説いています。
ラーマーヤナの概要:
ラーマ(アヨーディヤの王子)は美しい王女シーターを得るも、継母の策略により、14年の間、シーターとその弟であるラクシュマナと共に森へ追放されました。森での生活でシーターは魔王ラーヴァナによって誘拐され、ラーマは猿の軍を集めて彼女を取り戻そうと努めます。ラーマの同盟者はランカー島を攻撃し、ラーヴァナを殺害、シーターを救い出しました。シーターは純潔を証明するために火に入れられるも、神によって潔白を証明され、ラーマのもとに戻ります。夫婦そろってアヨーディヤへの凱旋の後、ラーマの正義の法則は、人類のための黄金時代を開始します。
この冊子は、サンスクリット語の原文のみとなります。
サンスクリット語の学習のために、または祭壇にお祀りしたり、お守りとしてお持ちいただくことができます。
ページ数:800ページ
重量:約1467グラム
サイズ:27.00cm x 21.00cm x 3.00cm
出版社:Gita Press, Gorakhupur, India