ナーラーヤナ・カヴァチャは、ヴィシュヌ神からの強力な保護がもたらされると伝えられる讃歌です。
ナーラーヤナ・カヴァチャには、ナーラーヤナ神(ヴィシュヌ神)の保護の盾、または鎧(カヴァチャ)という意味があります。
目に見えない敵から身を守るための防具に例えられ、心を込めて唱えると、その者に強力な保護がもたらされると信じられます。
この強力な鎧は、ヴィシュヌ派で讃えられる聖典の「バーガヴァタ・プラーナ(シュリーマド・バーガヴァタム)」に見られます。
ナーラーヤナ・カヴァチャは、もともとはヴィシュヴァルーパが力を失った神々の王であるインドラ神に、自分自身を守る手段として教えたものと伝えられます。
後に、インドラ神はこの知識をハリシュチャンドラ王に伝え、彼の逆境の時に強い力と保護の源になりました。
このナーラーヤナ・カヴァチャを唱える者の魂は清められ、誰でもヴィシュヌ神の強力な保護を得られると伝えられます。
ナーラーヤナ・カヴァチャは、困難を抱える人たちを守る盾として機能し、さまざまな悪影響を払拭する力があると信じられています。
この冊子は、サンスクリット語の原文のみとなります。
サンスクリット語の学習のために、または祭壇にお祀りしたり、お守りとしてお持ちいただくことができます。
ページ数:30ページ
重量:約17グラム
サイズ:10.00cm x 13.50cm x 0.50cm
出版社:Gita Press, Gorakhupur, India