シヴァ神が常に所持するカマンダルです。祭壇などで聖水を保存することができます。
シヴァ神は、不死の霊薬として知られ、永遠の至福をもたらすアムリタが満たされたカマンダルという壺をいつも所持しています。乾いた南瓜でできたこのカマンダルを作る過程には、私たちが永遠の至福を得るための霊的な深い意味が秘められています。
カマンダルを作るためには、まず熟した南瓜を収穫し、その果肉と種を取り除かねばなりません。空っぽになった南瓜の皮は、乾燥すると硬くなり、やがてアムリタを入れる器となり変わります。
果肉を取り除くことは、物質への執着を取り除くことを象徴します。執着をなくすことは、霊性修行の重要な行いの一つとして古代から捉えられてきました。そして種は、神々の存在を遠ざけ、私たちに大きな苦難を経験させる自我を象徴します。これらを取り除き、内なる世界を浄化することで、自分自身をアムリタで満たすことが可能となります。
高さ:約28cm
上部の直径:約15.2cm
中心の直径:約11.4cm
重量:約590g
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。