このプージャーは、カーラ・サルパ・ドーシャの影響を緩和するためのもっともシンプルなプージャーです。
インド占星術のホロスコープにおいて、凶星ラーフとケートゥの間に他の7惑星全てが位置している時(閉じ込められている時)、このカーラ・サルパの状態が生じます。
ラーフとケートゥは、それぞれ月の昇交点と月の降交点にあたりますが、インド占星術では惑星と見なされています。不死の霊薬アムリタを盗んだという悪しきカルマを持つラーフとケートゥは、凶星と考えられ、非常に恐れられています。
このホロスコープを持つ人は、生涯を通じて苦しみを経験すると伝えられます。
このカーラ・サルパ・ドーシャは、ラーフとケートゥのハウス(室)の位置によって12種類に分けることができるとされ、一般的に他の7惑星が以下のように閉じ込められている場合、下記の影響があると伝えられます。
1.ラグナ(1室)から7室までの間
家族生活での問題、慢性的な病
2.2室から7室までの間
金銭的、家庭内の問題
3.3室から8室までの間
兄弟、または姉妹の問題
4.4室から10室までの間
母親、住居での問題
5.5室から11室までの間
配偶者・夫、または子どもとの問題
6.6室から12室までの間
健康の問題、ライバルとの問題
7.7室からラグナ(1室)までの間
ビジネスでの損失、夫婦間での問題
8.8室から2室までの間
妻との問題、不慮の事故
9.9室から3室までの間
父親との問題、悪運
10.10室から4室までの間
仕事、ビジネスでの問題
11.11室から5室までの間
仕事上における金銭の問題
12.12室から6室までの間
出費の増加、ライバルの問題
一方で良い方向に働くとき、巨万の富をもたらすなど、その恩恵は青天井であるともいわれます。
このドーシャに対する対処法には、以下のようなものもあります。
・毎週月曜日にシヴァ神を礼拝する。(「オーム・ナマ・シヴァーヤ」を108回唱える)
・額に毎日サンダルウッド・ペーストをつける
・クジャクの羽を飾る
・五金属(パンチャローカム)で造られた台座のリングやペンダントトップを用いて、キャッツアイやヘソナイト(ゴーメーダ)の宝石を身につける等
このプージャーを通じた主な恩恵:
・人生の安定
・成功を阻む障害の除去
・心の調和や安定の獲得
・カーラ・サルパ・ドーシャの緩和
■このプージャーの内容■
場所:シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)
時間:約2時間
僧侶:1人
※儀式終了後、プラサード(写真と供物)をお送りします。
■このプージャーで実施される内容■
シュッディカラナ(浄化の行い)
ディク・バンダナ(4方角の守りに対する祈り)
ジョーティ・プラチャンダ(光を灯し捧げる行い)
スヴァスティヴァーチャナ(儀式を行う感謝の祈り)
サンカルパ(祈願)
ブーミ・プージャー(大地の女神への祈り)
ガウリー・ガネーシャ・プージャー(ガネーシャ神とガウリー女神への祈り)
カラシャ・プージャー(全生命の源の象徴である水瓶(カラシャ)への祈り)
マートリカー・プージャー(64の女神たちへの祈り)
ナヴァグラハ・プージャー(9惑星への祈り)
オームカーラ・プージャー(聖音オームへの祈り)
サプタ・リシ・プージャー(7仙人への祈り)
シェーシャ・ナーガ・プージャー(蛇神への祈り)
パンチャ・ローカパーラ・プージャー(5神格への祈り)
ダシャ・ディクパーラ・プージャー(10の方角の守り神への祈り)
ボーガ(供物を捧げる行い)
アーラティ(火を捧げる行い)
プラールタナー(祈り)
ハヴァナ(ホーマ、火の儀式)
儀式の間にカーラ・サルパ・ドーシャ解消のためのマントラ・ジャパが行われます。
※このプージャーは、シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)にて、寺院の僧侶がヴェーダの儀式に基づいて行います。
※これは、個人のために行われるプージャーです(グループ・プージャーではありません)。
※このサービスは、インド伝統の儀式に従い、神々に対して祈祷を行うものです。効果・効能をお約束するものではありません。
※お支払いは、銀行振込(前払い)またはクレジットカードのみとなります(代引き、後払いはご利用いただけません)。
以下の簡単なステップを通じて、カーラ・サルパ・ドーシャ解消のためのプージャーが、あなたの人生にどのような導きと祝福をもたらし、スピリチュアルな覚醒への道をどう照らしていくのかをアドバイスいたします。