日本で初めてご紹介する、スリ・スワミジのバジャンCDです。バジャンとは、インドにおける精神的な讃美歌であり、スリ・スワミジは、バジャンについて「ボジャナ(食べ物)は体を養い、バジャン(歌)は魂を養う」と表現しています。バジャン(歌)がスリ・スワミジの精神文化において欠くことのできないものであることはもちろんですが、それは深くインド精神文化に根ざした普遍的なものです。
バジャンにおいて神の名を賛美し歌うことを「ナーマ・サンキルターナ」といいますが、それぞれの神名の音の波動が、特別で神聖な力を持つとされています。2枚組のラインナップには、ガナパティ、シヴァ、ダッタートレーヤ、ハヌマーンなどのインドの神々を讃える有名な曲がいくつもライブ録音されており、非常に祈祷的なアルバムになっています。
スリ・スワミジは作詞・作曲・演奏・歌、すべてを行う音楽家『真のヴェギーヤカラ』と称されていますが、その響きと音の伸びは、その場で聴くとわかるのですが、その会場を包み込むような物凄いパワーと包容力です。
収録内容
CD1
1. Alandu Alandu Va Va (7:14)
2. Krishnam Vishnum Madhavam (4:47)
3. Vande Santam Hanumantam (4:03)
4. Devim Vande Paramam (5:22)
5. Caitra Suddha Purnima (12:58)
6. Sharanam Ayyappa (5:43)
7. Shankara Shiva (3:28)
8. Dattatreya Trimurti Rupa (4:26)
9. Saptaashvaroodham Nakshatramalam (8:14)
CD2
1. O Papa Ma Papa Tugu Pa Pa (6:45)
2. Gam Gam Ganapati Vinayaka (1:56)
3. Bhaskaram Saptaashvaroodham (11:39)
4. Shiva Shiva Shankara Tavacaranam (11:46)
5. Madhava Mamava Deva (12:38)
6. Jiva Ce Jivana (8:16)
スリ・ガナパティ・サッチダーナンダ・スワミジ
Sri Ganapati Sachchidananda Swamiji
(略称:スリ・スワミジ)
音楽家、教育者、社会奉仕家
1942年、南インドのマケダトゥに生まれる。幼少期より人々の 必要に応え、問題を解決する認識力において優れた資質があり、多くの人々の支えとなる。1966 年、南インド・マイソールで、 教育、医療、音楽、ヨガや ヴェーダなどのインド文化が一体となった教育施設「アヴァドゥータ・ダッタ・ピータム」を設立。
1980年代から、「瞑想と癒しのための音楽」をコンセプトにインドの伝統音楽とシンセサイザーを組み合わせたコンサートを開催。クリシュナデーヴァラーヤ大学博士号(音楽)。
2015 年4月、シドニーオペラハウスにて同時に1824 人が参加した最大規模のミュージックセラピーでギネス公式記録。