内容(「BOOK」データベースより)
本書は、一つのクリシュナムルティ・スクールにおいて作成された民族誌をもとに、従来とは異なった視角から学校現象にせまろうと試みた。本民族誌の作成過程においては、インド南部の農村に学校が設立され、社会の教育機関として機能していく様子を参与観察によって追い、学校の様々な活動やそれを取り巻く世界が、子どもや教師たちによって、いかに意味づけられているかを探った。学校における知の姿を、カリキュラムや理念からではなく、「生きられている世界」の姿から帰納しようというのが本書のテーマである。
内容(「MARC」データベースより)
クリシュナムルティ・スクールは、近代的な価値と伝統社会の価値との対立が鮮明に顕れる中で生起し、独特の教育の形を形成していった。そこにおいて作成された民族誌をもとに、従来とは異なった視角から学校現象に迫る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
武井 敦史
1968年横浜生まれ。1992年筑波大学人間学類卒業。1994年筑波大学大学院教育研究科(修士課程)修了。1997年筑波大学大学院教育学研究科(博士課程)単位取得退学。同年日本学術振興会特別研究員。1999年兵庫教育大学学校教育学部専任講師。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
武井 敦史(著)
単行本: 281ページ
出版社: 多賀出版 (2003/02)
発売日: 2003/02
商品の寸法: 21.2 x 15 x 2.4 cm