このプージャーは、サディサティ・ドーシャの影響を緩和するためのもっともシンプルなプージャーです。
土星のサディサティは、大きな困難、苦境、障害に満ちた期間であると信じられます。サディサティは、主に土星と月の性質に関係し、誕生時の月の星座(ラーシ)を1室とした場合、12室、1室、2室を土星が通過する期間にあたります。土星が12室を通過するとき、サディサティの期間が始まり、2室を通過するとき、サディサティの期間が終わります。土星は各ラーシに2年半滞在するため、それは7年半続きます。生涯において、サディサティは一般的に3度巡ってきます。1度目は幼少期、2度目は成人期、3度目は老年期と考えられます。1度目は両親に、2度目は仕事や家庭に、3度目は健康に影響があると信じられます。
最初のサイクルはマング・シャニと呼ばれ、本人よりもむしろ近親者に影響があるとされます。
両親に関わる影響においては、母親の健康への影響が挙げられ、死をもたらす可能性もあります。父親においてはその職業において悪影響が生じ、不運な出来事や損失などを招き、本人にとって耐えがたい予期せぬ支出が重なるかもしれません。また、本人の視力の低下も挙げられています。支出も増えます。土星が2室をアスペクトするため、金銭面に影響を与え、周囲の活動に遅れが生じます。これが人生の後半にあたる場合、サンニャーシ(出家者)としての影響を強め、家族や社会からの離別がもたらされるかもしれません。
第2サイクルはポーング・シャニと呼ばれ、家庭内や事業面での影響があるとされます。
親類の病や死、ライバルへの恐れ、兄弟姉妹、妻、両親から遠く離れねばならない状況などが生じます。それらは、束縛感、みじめさ、富の損失、疲労感、全身の衰弱、友人の損失などを引き起こす可能性があります。事業における障害や遅延、試みの失敗、また、支出に悩まされるかもしれません。
第3サイクルは、マーラナ(死)・シャニと呼ばれ、子供、家族、健康面に影響を与え、本人の死を意味することもあります。
特にこのトランジットが人生の後半に訪れる場合、本人の死を招く恐れがあります。健康や幸福の損失、支出が増加し、金銭面でのストレス、身体の衰弱が感じられるかもしれません。他から得た利益も、不正によって失われます。また、他の悪影響をもたらす惑星の組み合わせがある場合、子どもの死を引き起こす可能性もあります。
しかし、シャニは有益なグラハ(惑星)です。なぜなら、困難なくして成就はありえず、そしてまた、どのような困難であろうとも、心からの祈りによって克服することができるからです。
このプージャーを通じた主な恩恵:
・土星の恩恵を強め、ポジティブな影響力を増大
・土星の有害な影響、そのネガティブな影響の緩和
・シャニ神の祝福とサディサティ・ドーシャの緩和
■このプージャーの内容■
場所:シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)
時間:約2時間
僧侶:1人
※儀式終了後、プラサード(写真と供物)をお送りします。
■このプージャーで実施される内容■
シュッディカラナ(浄化の行い)
ディク・バンダナ(4方角の守りに対する祈り)
ジョーティ・プラチャンダ(光を灯し捧げる行い)
スヴァスティヴァーチャナ(儀式を行う感謝の祈り)
サンカルパ(祈願)
ブーミ・プージャー(大地の女神への祈り)
ガウリー・ガネーシャ・プージャー(ガネーシャ神とガウリー女神への祈り)
カラシャ・プージャー(全生命の源の象徴である水瓶(カラシャ)への祈り)
マートリカー・プージャー(64の女神たちへの祈り)
ナヴァグラハ・プージャー(9惑星への祈り)
オームカーラ・プージャー(聖音オームへの祈り)
サプタ・リシ・プージャー(7仙人への祈り)
シェーシャ・ナーガ・プージャー(蛇神への祈り)
パンチャ・ローカパーラ・プージャー(5神格への祈り)
ダシャ・ディクパーラ・プージャー(10の方角の守り神への祈り)
ボーガ(供物を捧げる行い)
アーラティ(火を捧げる行い)
プラールタナー(祈り)
ハヴァナ(ホーマ、火の儀式)
儀式の間にサディサティ・ドーシャ解消のためのマントラ・ジャパが行われます。
※このプージャーは、シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)にて、寺院の僧侶がヴェーダの儀式に基づいて行います。
※これは、個人のために行われるプージャーです(グループ・プージャーではありません)。
※このサービスは、インド伝統の儀式に従い、神々に対して祈祷を行うものです。効果・効能をお約束するものではありません。
※お支払いは、銀行振込(前払い)またはクレジットカードのみとなります(代引き、後払いはご利用いただけません)。
以下の簡単なステップを通じて、サディサティ・ドーシャ解消のためのプージャーが、あなたの人生にどのような導きと祝福をもたらし、スピリチュアルな覚醒への道をどう照らしていくのかをアドバイスいたします。