ウガーディー/グディー・パードゥヴァー
ウガーディー/グディー・パードゥヴァーについて
ウガーディー(グディー・パードゥヴァー)は、テルグ語で新しい一年の始まりを意味し、チャイトラ月(3月〜4月)の1日目に祝福されます。
主に南インドのテルグ語圏とカンナダ語圏(アーンドラ・プラデーシュ州やカルナータカ州、マハーラーシュトラ州)におけるお正月にあたります。
それはまた、春の始まりと幸福をもたらす時でもあります。
ウガーディーの語源は、「ユガ+アーディ=新しい時代の始まり」にあると伝えられます。
一説に、この日、創造の神であるブラフマー神が、世界の創造を始めたと信じられています。
そして、時間を計算するために、この世界に昼、夜、日、週、月、季節、そして年を生み出したと伝えられます。
ラーマーヤナの時代において、新しい一年は、ウッタラーヤナ(太陽が北方に回帰する時)の始まりに祝福されていました。
その後、天文学者であり占星術師でもあった聖者ヴァラーハミヒラ(6世紀)は、チャイトラ月の始まりに新年を祝う方法を生み出しました。
月の軌道の変化に伴った、新しいヒンドゥー教の太陰暦の始まりを意味します。