ドゥルガー・アシュタミー
ドゥルガー・アシュタミーについて
ドゥルガー・アシュタミーは、ナヴァラートリにおいてドゥルガー女神を礼拝する重要な吉日です。
アーシュヴィナ月(9月〜10月)のシュクラ・パクシャ(新月から満月へ向かう半月)の8日目がその日にあたります。
ナヴァラートリは、9日間にわたって女神たちを礼拝する祝祭であり、ヒンドゥー教の三大祭典のひとつにも数えられます。
このナヴァラートリは、ドゥルガー女神が凶悪な悪魔と戦った9日間であると伝えられます。
このナヴァラートリの期間中、とりわけ重要視されるのが、8日目となるアシュタミーです。
アシュタミーは、月の満ち欠けの8日目となるアシュタミー・ティティを意味します。
アシュタミーがこれほど重要視されるのは、9日間に渡る凶悪な力との戦いの中で、ドゥルガー女神の額からカーリー女神が生まれた時とされるためです。
ナヴァラートリにおけるアシュタミーは、カンニャー・プージャー(カンジャク)を行う日でもあります。
カンニャー・プージャーでは、純粋な女神のエネルギーを象徴する幼い女の子たちを9人招き、家庭においてプージャーを行い、食事を振る舞うことで女神を礼拝します。