プージャーやアグニ・ホートラ(火の儀式)に用いられる樹脂香(レジン)、フランキンセンス(乳香)です。
樹脂香は、インドでは古い時代から用いられてきたお香の一つです。寺院だけでなく、家庭においても頻繁に用いられるものであり、その香りと煙が神々を喜ばせ、神聖な雰囲気を生み出し、環境を浄化すると伝えられています。
乳香は、ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂が固まった樹脂香です。乳白色の色を持つことから、乳香の名がつけられたといわれます。乳香は最古の香料の一つともいわれ、中近東やインドでは、神々に捧げるための神聖な香りとして古代から用いられてきました。アーユルヴェーダではシャッラキーとして知られ、治療薬として用いられることもあります。
イエス・キリストの誕生においては、星に導かれて訪れた東方の三博士が、その誕生を礼拝したと伝えられます。その際に持参した贈り物が、乳香、没薬、黄金と伝えられてきました。乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)は、インドでも神々の礼拝において焚かれる重要な樹脂香として用いられています。
古代から神々に捧げられてきた天然の樹脂香は、大自然のプラーナをふんだんに含み、身体に深く影響を与えると信じられています。こうしたお香を燃焼させることで感じる香りが人間のより繊細な部分へと影響を与え、調和とバランスをもたらすことで気分を高め、快適な空間を生みだし、健康と幸福を促進すると伝えられます。
焚いた煙は、ルドラークシャやヤントラの浄化にも用いることができます。その他、瞑想を深めるために、またお部屋などの浄化にも勧められています。
正味重量:60グラム
※火のお取り扱いには十分ご注意ください。
※天然のもののため、香りや煙の出方はそれぞれ異なる場合があります。
※インド製のためパッケージにダメージがある場合がございますが、品質に変わりはございませんので、何卒ご了承ください。