カールッティケーヤ神のヤントラです。
カールッティケーヤ神は、軍神ともいわれるように、霊的探求の守り神です。このヤントラは、霊的探求にともなう困難に打ち克ち、内的平安を得るために用いられます。
カールッティケーヤの名前には、「クリッティカー(すばる、プレアデス星団)と結びついているもの」の意味があります。軍神スカンダ、クマーラ、ムルガン、スブラフマニヤとしても知られています。
カールッティケーヤは、戦争に最も適するカールッティカ月(10月〜11月)と関係しており、軍神として古くから信奉され、クシャーナ王朝のフヴィシュカ王の貨幣にも彫られています。
叙事詩の伝説においては、彼はシヴァ神、あるいはルドラの子であるとされます。
シヴァ神が精液を火(アグニ)に注ぎ、それがガンガー女神に受け入れられ、その結果としてカールッティケーヤが生まれました。
彼はクリッティカー(すばる星団)によって育てられたので、6つの頭を持ち(すばる座は6星)、カールッティケーヤと呼ばれます。
彼の父はアグニといわれることもあり、母はガンガー女神ともパールヴァティーともいわれます。
彼は片手に弓を持ち、他方の手に矢を持ち、パラヴァーニというクジャクに乗った姿で表されます。
彼の妻の名前は、クマーリー、あるいはセーナー(軍隊の意)といわれます。
カールッティケーヤには以下のような別名があります。
マハーセーナ(偉大な戦士)
セーナーパティ(軍勢の指導者)
グハ(神秘的な者)
シャクティダラ(槍を持つ者)
ガンガープトラ(ガンガー女神の息子)
ターラカジット(ターラカの征服者)
ドヴァーダシャカラ(12の手を持つ者)
ドヴァーダシャークシャ(12の眼を持つ者)
(参考文献:菅沼晃編「インド神話伝説辞典」東京堂出版)
マントラ:Om saravana bhava Om saravana bhavaya namah(オーム・シャラヴァナ・バヴァ、オーム・シャラヴァナ・バヴァーヤ・ナマハ)
デザイン:真鍮板に24金メッキ加工が施されております。
配置:カールッティケーヤ・ヤントラは、家・オフィス・祭壇において、東の方角に配置するのが望ましいとされています。
サイズ:約75mm×75mm
※インドからの出荷前に簡潔なプージャーを行っております。
※配置に望ましい方角は地域や宗派によって異なる場合があります。
以下の簡単なステップを通じて、カールッティケーヤ・ヤントラ(約7.5cm×7.5cm)が、あなたの人生にどのような導きと祝福をもたらし、スピリチュアルな覚醒への道をどう照らしていくのかをアドバイスいたします。