多産や豊穣、不死の象徴として崇められる蛇がデザインされた、真鍮製の美しいオイルランプです。
蛇は、インドでは多産や豊穣の象徴とされ、また脱皮を繰り返す姿が創造と破壊を象徴するといわれることがあります。そしてこれは、不死の象徴としても崇められてきました。
宇宙を維持するヴィシュヌ神は、永遠を意味する「アナンタ」という大蛇に横たわり眠っています。私たちの内に存在する根源的な生命エネルギーもまた、尾てい骨に蛇のようにとぐろを巻いて眠っていると言われます。「クンダリニー」と称されるそのエネルギーは、古代より、多くの探求者がその覚醒に努めてきたものに他ありません。
一方で、シヴァ神もまた蛇と共に描かれます。一説には、シヴァ神の首にぐるりと三周巻きついた蛇の姿が、過去、現在、未来の三つのサイクルを象徴していると伝えられています。それは、心の動きによって生じる過去や未来という「時」を超越した、永遠の存在であることを示しているのだといわれます。
カーラ・サルパ・ドーシャを持つ人は、この蛇神への礼拝を行うことで、悪影響が緩和されると伝えられています。
このオイルランプは、そんな神聖な蛇がデザインされています。インドでは、ランプに火を灯すことは、幸運を運んでくれると信じられています。美しくデザインされ、お部屋や祭壇を魅力的にライトアップします。神々へ捧げる灯りとして、また祈りや瞑想にも最適です。
オイルランプは器部分に食用オイルなどを入れ、コットンウィックスを浸し、火を灯して使用します。
サイズ
高さ:約4.8cm
底部:約6.6cm×約4.8cm
重量:約236g
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。