ヴィシュヌ神を象徴するシャーラグラーマに彫刻と彩色が施されたヴィヤーサ神像です。
シャーラグラーマは、ネパールのカリ・ガンダキ河の河床にみつかる黒色をしたアンモナイトの化石です。ヒンドゥー教では、ヴィシュヌの化身として非常な尊敬を受けています。シャーラグラーマは、ヴィシュヌ派の寺院、僧院、家庭にはなくてはならないものであり、家伝の宝として代々受け継がれます。
ヴィシュヌ神の本質は、宇宙が生成する以前に存在し、そして消滅した後も存在し続け、万物の中にあまねく浸透し、分割することができず、そして個々の中には分割しているかのように存在しているといわれます。
ヴィシュヌ神が在るところには妃であるラクシュミーも存在し、このシャーラグラーマを所持することで、周囲は希望で満たされ、生活には平安と繁栄、そして強い保護がもたらされると信じられています。
聖仙ヴィヤーサは、ヴェーダ・ヴィヤーサ(ヴィヤーサは編者の意味)とも呼ばれ、ヴェーダ聖典を編纂したことで知られています。聖仙ヴィヤーサは、後の時代に、人々の心が醜くなり、すべてのヴェーダを学ぶ能力がなくなることを見通して、莫大なヴェーダを現在の4部(リグ、ヤジュル、サーマ、アタルヴァ)に編纂したといわれています。聖仙ヴィヤーサによって多くの人々がヴェーダの英知に触れることができるようになり、ヴィシュヌ派では、聖仙ヴィヤーサはヴィシュヌ神の化身として崇められることもあります。
シャーラグラーマの礼拝方法については、こちらをご覧ください。
サイズ
高さ:約5.8cm
底部:約4.1cm x 約2.8cm
重量:約78g
※この商品は、受注発注品となっております。
在庫はインドで保管されているため、万が一品切れの際はご返金にて対応させていただきます。
また、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。
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