申込締切まで
9月18日(木)18:00締切
マハーラヤー・アマーヴァシャーとは
マハーラヤー・アマーヴァシャーは、先祖供養を行うとりわけ重要な新月です。
アーシュヴィナ月(9月〜10月)の新月がその時にあたります。
インドでは、新月において先祖供養を行うことが勧められています。
マハーラヤー・アマーヴァシャーは、先祖供養を行う期間であるピトリ・パクシャの新月にあたることから、特に重要視されています。
日本のお彼岸との深いつながり
日本において先祖供養が行われるお彼岸の中日は、秋分の日(昼と夜の長さがほぼ同じになる日)として知られています。
悟り(仏)の世界を彼岸、煩悩に満ちた世界を此岸と呼ぶ仏教では、彼岸は西に、此岸は東にあるとされてきました。
太陽が真東から昇り真西に沈むこの秋分(また春分)は、彼岸と此岸がもっとも通じやすくなるとされ、この時に先祖を供養する行いがされるようになったといわれます。
インドではこの先祖供養にあたるのが、ピトリ・パクシャと呼ばれる期間です。
バードラパダ月(8月〜9月)の満月を過ぎてから、次の新月までの約2週間がその時にあたり、2025年は9月8日から9月21日となります。
この間は、先祖が地上にもっとも近づくといわれ、熱心な先祖供養が行われます。
マハーラヤー・アマーヴァシャーの深い意義は、単なる宗教的儀式を超えています。それは、私たちと先祖との魂の絆を再確認し、感謝の心を育む機会なのです。
カルナ王の教え - 真の布施の意味
ピトリ・パクシャには、マハーバーラタに登場するカルナ王の感動的な物語が深く関わっています。
マハーバーラタに登場する不死身の英雄カルナ王は、多くの人々に金や銀を与えてきましたが、天界に行った時、食事と水を与えられず空腹に苦しみました。
それは、カルナ王が人々に金と銀しか与えず、食事と水を施さなかったことに理由がありました。
神々はカルナ王に、地上に戻り人々に食事と水を施す機会を与えます。
再び地上に戻り、人々へ食事と水を施したカルナ王は、その後、天界で幸せに暮らしたと伝えられます。
慈愛の真髄
カルナ王が地上に戻ったのが、このピトリ・パクシャの約2週間であるとされ、人々は先祖だけでなく、貧しい人々への食事の施しを熱心に行います。
インドでは、私たちは先祖と血縁関係で結ばれているだけでなく、先祖の行いや思いの影響を非常に強く受けていると信じられています。
先祖を飢えさせないよう、先祖だけでなく、貧しい人々にも食事や水を恵むことで、先祖の魂は満たされ、私たちもまた祝福されると伝えられます。
何より、そうして行われる善行こそが私たち自身の行いを清め、これから先をより良い方向へ導くと信じられています。
先祖供養の神聖な意味
ピトリ・パクシャ期間中の最も重要な新月
先祖との絆
血縁を超えた魂の結びつきを深める
清浄な水の奉納
先祖の魂を潤す神聖な供物
聖なる灯火
闇を照らし道を示す光明
新月の神秘
最も神聖なアマーヴァシャーの力
慈悲の施し
カルナ王の教えに従う善行
感謝の心
先祖への深い敬愛と感謝
プージャー実施寺院
このマハーラヤー・アマーヴァシャーの吉日に、以下の寺院において、アルチャナ(神前において僧侶が名前を奏上する儀式)を実施します。
ラーマナータスワミ寺院
ラーメーシュヴァラム南インド・タミル・ナードゥ州にある最も神聖な寺院の一つ。ヒンドゥー教の聖地として千年以上の歴史を持ち、特に先祖供養において深い霊的力を有するとされています。
ラーメーシュヴァラムの霊的意義
この聖なる島は、インド最南端に位置し、古来より魂の浄化と先祖への祈りに最適な場所とされてきました。マハーラヤー・アマーヴァシャーにここで行われるアルチャナは、特別な霊的効果があると信じられています。
プージャー詳細・申込方法
実施日
2025年9月21日(日)
マハーラヤー・アマーヴァシャーの新月
申込締切
9月18日(木)18:00
ご入金確認分まで
プラサーダム
2〜3ヶ月後にお送りします
(写真は付属しません)
ご家族参加特典
1回のお申し込みで
同姓のご家族4名様まで参加可能
お申し込み時に、祈願者名、ナクシャトラ(未記入でも可。必要な場合は生年月日・誕生地住所・誕生時間をお知らせいただければ、確認させていただきます)をお知らせください。
先祖への祈りと新月の祝福を受け取る
マハーラヤー・アマーヴァシャーの神聖な力で魂の絆を深める