ラーフとケートゥは、それぞれ月の昇交点と月の降交点にあたりますが、インド占星術では惑星と見なされています。
不死の霊薬アムリタを盗んだという悪しきカルマを持つラーフとケートゥは、凶星と考えられ、非常に恐れられています。
このラーフとケートゥの間に、他の7つの惑星が位置している時、カーラ・サルパ・ドーシャが生じます。
一般的に、カーラ・サルパ・ドーシャは、健康、富、キャリア、職業、愛、結婚、子ども、そして私たちの人生のさまざまな面に悪影響や苦難を生み出すとされます。
カーラ・サルパ・ドーシャの対策法
・カーラ・サルパ・ドーシャ解消のためのプージャーを行う。
・家庭の祭壇や清浄な場所にカーラ・サルパ・ヤントラを祀り、毎日礼拝を行う。または、ラーフに対応する土曜日、ケートゥに対応する火曜日に礼拝を行う。
・シュラーヴァナ月のナーガ・パンチャミーにおいて、近くの川で蛇神のプージャーを行う。
・ルドラークシャの14面か、8面と9面の組み合わせを身につける。
・ラーフに対応するゴーメーダ(ヘソナイト)、ケートゥに対応するキャッツアイの宝石を身につける。
・毎日シヴァ・パンチャークシャラ・マントラ(オーム・ナマハ・シヴァーヤ)を108回唱える。
・毎週月曜日にマハームリティユンジャヤ・マントラを108回唱えてシヴァ神を礼拝する。
・月食、日食、またはマハーシヴァラートリにおいて、シヴァ神をリンガムの形で礼拝する「ルドラ・アビシェーカム」を行う。
こちらでは、カーラ・サルパ・ドーシャの対策に役立つ品々をご紹介しております。