出版社/著者からの内容紹介
仏教を通して日本文化の基層にも多大の影響を与えたヒンドゥー教とその文化について、地域性に配慮し、十分な現地の観察を踏まえて、思想史の流れに沿って俯瞰する。
宗教の実相がよりよく理解されるよう、図版・写真を多く掲載する。
内容(「BOOK」データベースより)
現代に息づく宗教の力。仏教を通して日本文化の基層にも多大の影響を与えたヒンドゥー教とその文化について、地域性に配慮し、充分な現地の観察を踏まえて、思想史の流れに沿って俯瞰する。
内容(「MARC」データベースより)
仏教を通して日本文化の基層にも多大の影響を与えたヒンドゥー教とその文化について、地域性に配慮し、充分な現地の観察を踏まえて、思想史の流れに沿って俯瞰する。
出版社からのコメント
ヒンドゥー教についてはこれまでも多くの著作が見られるが、一人の著者による優れた著作においては、豊かな地域性が希薄化され、多数の著者による著作は全体の俯瞰図を読者が描くのが困難と思われる場合が多かった。本書は、3人の著者が北インド・南インドに満遍なく眼を配り、各時代を通覧できるように意を配った。
また、近年のヒンドゥー教研究が、文献学的研究に終始するのではなく、宗教学的・文化人類学的研究を取り込むようになり、本書も長年現地観察を継続してきた3人の学者の成果を大いに取り込んでいる。
現段階におけるヒンドゥー教研究の最先端をゆくものといっても過言ではない。
著者について
橋本泰元 東京外語大インド・パーキスターン語学科卒業。同大学院を経て、バナーラス・ヒンドゥー大学大学院に留学。現在、東洋大学文学部教授。専攻はインド中世思想史、古典ヒンディー文学。
宮本久義 早稲田大学文学部卒業。同大学院を経て、バナーラス・ヒンドゥー大学大学院修了。現在、東洋大学文学部教授。専攻はインド思想史、宗教学。
山下博司 東北大学文学部卒業。同大学院を経て、マドラス大学大学院修了。専攻はインド思想史、南インド宗教史・文化史。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 泰元
1953年生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科卒業。同大学院外国語学研究科修士課程を経て、バナーラス・ヒンドゥー大学大学院に留学。博士(文学)。現在東洋大学文学部インド哲学科教授。専攻はインド中世思想史、古典ヒンディー文学
宮本 久義
1950年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。同大学院文学研究科修士課程を経て、バナーラス・ヒンドゥー大学大学院哲学研究科博士課程修了。哲学博士。現在東洋大学文学部インド哲学科教授。専攻はインド思想史、宗教学
山下 博司
1954年生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程を経て、マドラス大学大学院哲学研究科博士課程修了。哲学博士。現在東北大学大学院国際文化研究科教授。専攻はインド思想史、南インド宗教史・文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
橋本 泰元 , 他(著)
単行本: 414ページ
出版社: 東京堂出版 (2005/11)
発売日: 2005/11
商品の寸法: 22 x 16.2 x 3.2 cm