出版社 / 著者からの内容紹介
“聖なるもの”を感じとる旅がはじまる。
弁財天がヒンドゥーの神であるなど、日本文化にも大きな影響を与えてきたヒンドゥー教は、世界最大の多神教である。その教義、祭祀、神々の概念を、巡礼というかたちをとり、分りやすく紹介する。
内容(「BOOK」データベースより)
インド、ネパール、バリ島。ヒンドゥー教の聖地を巡り、「聖なるもの」を求め、感じる旅が始まる?。ヒンドゥー教は、世界最大の多神教であり、七福神のひとり弁財天が、ヒンドゥー教の女神サラスヴァティーであるなど、日本の信仰、文化にも深く影響を与えてきた。また、ヒンドゥー教徒が宗教を掲げて他国に攻め入ったことはないが、現在、インド、バリではイスラム教と、ネパールではマオイストとの間にも新たな軋轢が生じてきている。本書では、特定の創始者、教祖をもたないヒンドゥー教の教義、伝統、祭祀、神々の概念などを、各地域の聖なる土地、霊場を巡礼しながらわかりやすく解説し、ヒンドゥー的なるものの、さらには宗教そのものの本質にまで考察を進める。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
立川 武蔵
1942年名古屋生まれ。名古屋大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。67~70年ハーバード大学大学院留学。ハーバード大学Ph.D、名古屋大学文学博士。国立民族学博物館教授を経て、愛知学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
立川 武蔵(著)
新書: 208ページ
出版社: 集英社 (2005/2/17)
言語 日本語
発売日: 2005/2/17
商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm