内容(「BOOK」データベースより)
クリシュナムルティには長期間にわたって続いた“プロセス”と呼ばれる不可解な身体的苦痛を伴う体験があった。それは一体何を意味するのか?また、彼は通常思われているように本当に神智学的な思想を否定していたのか?著者は膨大な資料を駆使しながら、これらの問題に深く探りを入れる。そして、「永遠の哲学」という広い視野から彼の人物・思想を捉え直し、「新時代の告知者」としての明確な位置づけを与えようとする。三十年に及ぶ調査研究の成果として発表された、クリシュナムルティ研究に新次元を開く画期的な著作。
内容(「MARC」データベースより)
クリシュナムルティには長時間にわたって続いた「プロセス」と呼ばれる不可解な身体的苦痛を伴う体験があった。それは一体何を意味するのか? 彼の人物・思想を捉え直し、新時代の告知者としての明確な位置づけを与える。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サナト,アリエル
1964年以来、クリシュナムルティと永遠の哲学についての講演・著作に従事。ワシントンD・Cにあるアメリカン・ユニヴァーシティの宗教哲学部準教授の職にあったが、フリーとなり、米国だけでなく、カナダ、ヨーロッパ、インド、オーストラリアなどから招かれて講演・教育活動を展開。インドでは、チェンナイ“マドラス”のThe School of the Wisdomで教えた。ホノルルに在住。哲学博士論文“The Analytical Fallacy”(分析的謬論)を一般向けに書き直している。この論文は、プラトンからデリダにいたる、またウパニシャッド、ナーガルジュナ、老子からラーマナ・マハリシ、鈴木大拙、ケン・ウィルバーにいたる哲学の領域において、いかにして、また、なぜクリシュナムルティの業績が根源的で新たな始まりを画しているかを示したものである
大野 純一
1944年、東京浅草生まれ。一橋大学経済学部卒。翻訳家
大野 龍一
1955年、和歌山県本宮町生まれ。早稲田大学法学部卒。宮崎県延岡市で個人塾を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Aryel Sanat(原著) , 大野 純一(翻訳) , 大野 龍一(翻訳)
単行本: 428ページ
出版社: コスモスライブラリー (2005/05)
発売日: 2005/05
商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm