ヴィシュヌ神は、ヒンドゥー教の三大神として、宇宙を維持する神として知られるとても有名な神です。
あるプラーナ文献によると、ヴィシュヌは世界が創造される以前から宇宙に遍在していたとされ、すべてに浸透する精霊として、そして永遠に存在するエーテルとして知られています。ヴィシュヌはしばしば人間の姿として描かれ、世界創造のあい間にはシェーシャと呼ばれるナーガ(蛇)族の王の上で眠ります。4本の手には、蓮、ほら貝、円盤、そして職杖を持ちます。蓮の花びらは創造の永遠なる存続を象徴し、ほら貝はすべての存在はそこから生みだされることを象徴し、そして円盤と職杖は、インドラ神を打ち負かした褒美としてヴィシュヌが獲得したものと信じられています。
このルドラークシャを身につける人々やその家族たちは、困難を打破し、その時期を難なく乗りきることができると信じられています。また外敵から心身を保護する盾として、外敵を打ち払う武器として機能し、身につける人々に安心感をもたらすといわれます。悪霊、亡霊、黒魔術の影響はもはやなくなると信じられています。このビーズが支配する惑星はありませんが、あらゆる惑星の悪い影響を取りのぞく力があると考えられています。マハーヴィシュヌの恩寵により、このビーズを身につけることができ、その人々はナーラーヤナの優れたバクタ(帰依者)となるといわれます。
シヴァ・プラーナ(シャーストリ訳、Vidyesvara Samhita、1973年)
シヴァ神は言った。
76 「ああ、マヘーシャニよ。10面のルドラークシャはジャナールダナ神(ヴィシュヌ、クリシュナと同一神)そのものである。帰依者はこれを身につけることで、あらゆる願望が成就するであろう。」
・シュリーマド・デーヴィー・バーガヴァタム十一篇第四章
21節 ナーラーヤナは言った。「10面のルドラークシャはヴィシュヌ自身であり、惑星、悪の力、陰険な者たちの影響による障害と悲しみすべてを取り除く」
・マントラマハールナヴァ
シヴァ神は言った。「10面のルドラークシャは、軍の司令塔であり、ヴィシュヌ自身でもある。それは惑星による悪い影響、悪の力、敵対する者を排除する」
10面のルドラークシャは次のような特徴をもちます。
・対応する神 : ヴィシュヌ
・支配する惑星 : なし
・利益面 : 9つの惑星の悪影響を緩和するとされる
・対応するマントラ : 「シュリー・ナーラーヤナーイェー・ナマハ」あるいは「シュリー・ヴィシュナーヴェイ・ナマハ」あるいは「オーム・フリーム・ナマハ」
原産国:ジャワ産
サイズ(長径×短径×高さ):11.2mm x 10.6mm x 7.6mm
※写真のビーズのお渡しとなります。
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※ビーズの加工方法について、オプションよりご選択ください。
10面のビーズ1個を、シルバーやゴールドのキャップ、あるいは赤い糸などを用い、マントラを唱えて身につけるとよいとされます。
はじめて身につける日は、日曜日が吉日とされます。
※ルドラークシャ(金剛菩提樹)の効能・効果の記述は、インド古代の聖典や占星術師の証言などにもとづいています。使用感には個人差があります。
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