内容紹介
「神の詩」という意味である「バガバァッド・ギーター」は、インド古典中もっとも有名で、ヒンドゥー教が世界に誇る珠玉の聖典であり、聖書に次いで世界で2番目の発行部数を持つ書物だともいわれています。 大戦争の戦場というもっとも過酷な状況を舞台に、尊主クリシュナがアルジェナに語る永遠の真理が書かれています。 ひとは社会人たることを放棄することなく、現世の務を果たしつつも窮極の境地に達することが可能である、と。 本書は時を超え、国を超え、宗教を超え、読みつがれてきました。 永らく絶版となっていた田中嫺玉による原典からの翻訳本を装いも新たにお届けします。
内容(「BOOK」データベースより)
「わたし」が変わり、「せかい」が変わる、普遍の真理。「生まれたものは必ず死に、死んだものは必ず生まれる必然、不可避のことを嘆かずに、自分の義務を遂行しなさい」時を超え、国を超え、宗教を超え、今を生きるすべての人びとへのメッセージ。
著者について
大正14年北海道旭川生まれ。 主婦でありながら昭和40年代から50年代にかけて育児・台所仕事をしながらコツコツと下記の本をオリジナル言語から日本語へと翻訳+著作。 驚くことにヒンディ語やベンガル語はそのために学びました。 翻訳能力は語学力や日本語力とともに特にスピリチュアルな分野ではチャネリングともいえる能力が必要です。田中先生のハートから溢れた美しい日本語訳は学者先生の観念的ともいえる訳業とは一線を期す三拍子揃った偉業だといえます。 これまでの翻訳・著作本 『大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉』 『インドの光ー聖ラーマクリシュナの生涯』 『マハーバーラタ(上)(中)(下)』 『神の詩 バガバァッド・ギーター』 。 『インドの光』『不滅の言葉』は同じくTAO LAB BOOKSから復刊されます。『不滅の言葉』は完全版で初の出版となります。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
田中 〓玉
大正14年北海道の旭川市に生まれる。北海道庁立旭川高女を経て、日本女子大学家政科に学ぶ。昭和20年終戦と共に中退して帰郷。結婚して二男子を養育。昭和29年東京都新宿区に移住。昭和34年目白ロゴス英語学校を卒業。昭和44年故・渡辺照宏博士、奈良毅教授(東京外国語大学)についてベンガル語の『不滅の言葉』の翻訳をはじめる。昭和49年3月『不滅の言葉』の抄訳本を奈良氏と共訳で自費出版。12月に日本翻訳文化賞を受賞。昭和63年6月『神の詩バガヴァッド・ギーター』を三学出版より刊行。同年の翻訳特別功労賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
田中 嫺玉(翻訳)
単行本: 304ページ
出版社: TAO LAB BOOKS (2008/9/15)
言語 日本語
発売日: 2008/9/15
商品の寸法: 18.2 x 13.2 x 2.4 cm