内容紹介
ヒンドゥー教研究の世界的名著を本邦初訳
ブラフマンとアートマン。ヴィシュヌ神とシヴァ神。
「カーマスートラ」、ヨーガ……。インド人の8割が信者というヒンドゥー教とは。
その本質を解き明かす。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、天啓書とされるヴェーダ聖典や、『マハーバーラタ』や『ラーマーヤナ』の叙事詩、その他古典文献を参照しつつ、ヒンドゥー教が内部に抱えてきた対立と緊張を構造的に捉えて、そのダイナミズムを描いている。読み通すと全体として、古代インドのバラモン教から、中世そして現代に連なるヒンドゥー教の宗教哲学までの大きな流れが立ち現れる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ビアルドー,マドレーヌ
1922年生まれ。フランス西部ニオール出身。高等師範学校にて哲学の教職資格を取得。哲学的な興味からインド文法哲学の道に入り、八世紀の学匠マンダナ・ミシュラの哲学研究にて国家博士号を取得。この半世紀で最も影響力のあるインド哲学者の一人に数えられる
七海 由美子
東京外国語大学フランス語学科卒。マギル大学人類学部博士課程満期退学。ユネスコ日本政府代表部・専門調査員を経て、国際協力に従事。現在、東京文化財研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
七海 由美子(翻訳)
単行本(ソフトカバー): 322ページ
出版社: 講談社 (2010/1/8)
言語 日本語
発売日: 2010/1/8
商品の寸法: 19 x 13 x 2.6 cm