カーマークシー女神(カーマークシー・アンマン)は、パールヴァティー女神、またはシャクティの現れです。
「カー」はサラスワティー女神、「マー」はラクシュミー女神、「アクシ」は目を意味します。
したがって、カーマークシーは、サラスワティー女神とラクシュミー女神の目を持つ者を意味します。
カーマークシー女神は、トリプラ・スンダリー女神の現れでもあります。
カーンチープラムのカーマークシー・アンマン寺院は、カーマークシー女神に捧げられたもっとも壮大でもっとも重要な寺院です。
カーマークシー女神は、マドゥライのミーナークシー寺院やバラナシのヴィシャーラークシー寺院でも礼拝されています。
カーマークシー・アンマン寺院では、女神がパドマ・アーサナ(蓮華座)で座り、下の2本の腕でサトウキビの弓と5つの花の束を持ち、上の2本の腕で輪縄と突き棒を持っています。
聖典によると、カーマークシー女神は一見するだけで帰依者の願いを叶えると伝えられます。
カーマークシー女神は、主に平和、繁栄、愛といった恩寵のために礼拝されています。
言い伝えによると、ブラフマー神の恩恵により力をつけた悪魔のバンダースラが神々を打ち負かし、神々を天国から追い出したことがありました。
神々はシヴァ神に助けを求めます。
シヴァ神は、カーンチープラムでカーマークシー女神の姿をとったトリプラ・スンダリー女神だけがバンダースラを打ち負かすことができると述べました。
神々がカーンチープラムを訪れトリプラ・スンダリー女神を礼拝すると、トリプラ・スンダリーは女神は喜び、凶暴な姿となってバンダースラを倒します。
しかし、バンダースラを倒した後も、トリプラ・スンダリー女神は落ち着きませんでした。
神々はおびえ、再びトリプラ・スンダリー女神に祈ります。
すると、トリプラ・スンダリー女神は金の宝石で飾られた美しく若いカーマークシー女神の姿になりました。
神々はカーマークシー女神に祈り、カーンチープラムにその姿で留まるよう懇願します。
カーマークシー女神は同意し、マンゴーの木の下でシヴァ神を礼拝すると、シヴァ神と結ばれ、ここでシヴァ神の妃となったと伝えられます。
このプージャーを通じた主な恩恵:
・願望成就、平和、繁栄
・心のこもった愛と人間関係、理想的なパートナーの獲得
・魅力やカリスマの獲得、あらゆる試みにおける成功
・カーマークシー女神の神の祝福
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