サティヤナーラーヤナ神の礼拝法に加え、スカンダ・プラーナから引用されたサティヤナーラーヤナ・ヴラタ・カターがその意味とともにまとめられたテキストです。
サティヤナーラーヤナ・ヴラタ・カターは、ヴィシュヌ神の姿であるサティヤナーラーヤナ神を讃えるために行われるヴラタ(誓願)です。
サティヤは真実を、ナーラーヤナは万物に浸透する精神を意味します。
人の内に存在する真実がある場所は、サティヤナーラーヤナと呼ばれています。
サティヤナーラーヤナ神の礼拝は、自分自身を浄化するもっとも容易い方法であると伝えられ、私たちが持つ欲望や怒り、貪欲、執着や自我のような悪習を克服する助けになると伝えられます。
このサティヤナーラーヤナ神の礼拝は、サティヤナーラーヤナ・ヴラタとして広く行われています。
このヴラタはいつでも行うことができますが、特に、満月の日に行うことが勧められます。
サティヤナーラーヤナ・ヴラタを行う日は、断食を努めます。
この日は朝と夕にプージャーを行うことが勧められますが、夕方のみプージャーを行い、その後にプラサードを食して断食を終えることができます。
プージャーでは、サティヤナーラーヤナ神の姿を礼拝します。
パンチャームリタ(5種の甘露)を用いてシャーラグラーマを清め、果物やトゥラシーを供物として捧げます。
プージャーの終わりには、樟脳を焚いてアーラティー(献灯)を行います。
また、この日はサティヤナーラーヤナ・カター(物語)を読んだり聞いたりすることが勧められます。
この冊子は、サンスクリット語の原文とヒンディー語となります。
サンスクリット語の学習のために、または祭壇にお祀りしたり、お守りとしてお持ちいただくことができます。
ページ数:96ページ
重量:約91グラム
サイズ:14.00cm x 21.00cm x 1.00cm
出版社:Gita Press, Gorakhupur, India