ヒンドゥー教における三大神の一人であるヴィシュヌ神は、さまざまな化身として姿を現します。愛と慈悲の神であり、バガヴァッド・ギーターで教えを説くクリシュナ、またアーユルヴェーダの神とされるダンヴァンタリ、正義の神であるラーマ、仏陀もその一人です。
ヴィシュヌ神の本質は、時の流れにかかわらず、宇宙が生成する以前に存在し、消滅した後も存在し続け、そして万物の中にあまねく浸透していると言われています。その神聖な姿を側に置くことは、私たちを本質に繋げ、精神性を深める機会を与えてくれるでしょう。
保護と維持の神でもあるヴィシュヌ神は、予期しない困難を克服し、豊かな日々を送るための支えとなるとも言われています。そんなヴィシュヌ神に関わりのある吉兆な置物の数々です。
ヒンドゥー教でもっとも力強い神格のひとりであり、あらゆる悪影響から帰依者を守るハヌマーン神の神像
人々の罪を浄める鋭い眼光を持つヴィシュヌの化身、ティルパティ・バラジを象徴するティラカと、シャンカ、チャクラの像
美しい石細工が施された、人々の罪を浄める者シュリーニヴァーサ・バラジ( ヴェーンカテーシュワラ)神の神像
タージ・マハルの建築に用いられたとされるマクラーナーの大理石を用いた美しい彩色のバラジ神像