1面のルドラークシャ(金剛菩提樹)は、至高の神格、真理、解脱の実現の象徴であるとされます。1面のルドラークシャはシャンカラ自身であり、すべての面数のルドラークシャの代表格です。このビーズは太陽を支配し、超意識状態を啓発するといわれます。身につける人々にダーラナーの力、すなわち神への帰依心をもたらすといわれます。1面のルドラークシャを身につける人々は、内的な精神状態が徐々に変化し、俗世の事象に対する関心事から興味が薄れていき、自然と、神に対する憶念が強くなっていくといわれています。心は、至高の存在に集中し始めるようになるため、アートマ・タットヴァ(魂の真実の状態)を悟りたいは、1面のルドラークシャを身につけるべきであるといわれます。
このビーズは、すべてのルドラークシャ・ビーズの中でも最高のものであるとされます。1面のルドラークシャが崇められる家庭には、平安と喜びがもたらされるといわれます。これを礼拝する人々は、現世でのあらゆる世俗的な願望が叶えられるだけでなく、またそれらの成功にも心が動かされることがないといわれています。
1面のルドラークシャには、球面のものと、半月状の2種類の形状があります。球面の1面ルドラークシャは、古代の聖典には非常に神聖視されていますが、とても珍しいもので、現在では神話のようにとらえられています。半月状のルドラークシャは、インドやスリランカのルドラークシャの木から比較的容易に入手可能です。ここで重要なことは、それらの形状にとらわれ過ぎないことです。1面のルドラークシャは、どのような形状であろうとも、非常に大きな功徳があるといわれています。
パドマ・プラーナ 57章38-39節では以下のように述べられています。
「1面のルドラークシャは、シヴァ神そのものを顕している。それは、現世そして過去世の罪を洗い清める。ゆえに、すべての罪をうち滅ぼしたいものは、これを身につけるべきである。そのものは、シヴァとなり、シヴァの恩恵を受けるだろう。おお、カールティッケーヤよ、1面のルドラークシャを手にするものは、偉大な霊的恩寵を手にいれる。シヴァの愛し子となり、カイラーサまでを手にするのだ」
1面ルドラークシャは次のような特徴をもちます。
・対応する神 : シヴァ神
・支配する惑星 : 太陽
・太陽に対応のメンタル面 : 集中力、自信、魅力、リーダーシップ
・太陽に対応の利益面 : 富、名声
・対応するマントラ : 「オーム・ナマ・シヴァーヤ」あるいは「オーム・フリーム・ナマハ」
原産国:インド
サイズ(長径×短径×厚さ):32.0mm x 20.6mm x 17.0mm
※シヴァ神がデザインされたシルバーで装飾されています。
※チェーンは付属いたしません。
※お渡しするビーズは写真のものになります。
※ご使用のモニタにより、ビーズの色彩は画像と異なる場合がございます。
1面のルドラークシャは、金あるいは銀のキャップをつけ、首にかけたり、祭壇に祀り、マントラを唱えるのがよいでしょう。朝起きたときには、まず始めに1面のルドラークシャにマントラを捧げて礼拝をするとよいとされています。
はじめて身につける日は、月曜日が吉日とされます。
※ルドラークシャ(金剛菩提樹)の効能・効果の記述は、インド古代の聖典や占星術師の証言などにもとづいています。使用感には個人差があります。
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