富と財宝の神として崇められるクベーラ神と、幸運や繁栄の女神として崇められるラクシュミー女神を礼拝するプージャーです。
クベーラ神は、シヴァ神に謁見しようとカイラーシュを訪れた時、シヴァ神の妃であるパールヴァティー女神のあまりの美しさにみとれ、しばらく女神を見つめていました。パールヴァティー女神は、クベーラ神がよこしまな思いを抱いていると感じ、クベーラ神の片目を見えなくしてしまいます。
しかし、決してそのようなことはないとシヴァ神に訴えると、パールヴァティー女神はクベーラ神を許し、再び目を見えるようにします。しかし、クベーラ神の片目は小さいままでした。そんなクベーラ神は、シヴァ神より北方の守りとして、また富と財宝の神としての地位を与えられたといわれます。
クベーラ神は喜ぶ時、礼拝者に物質的な豊かさと成功をもって祝福を授けると信じられています。ラクシュミーやガネーシャは、富に関する幸運を司る神々ですが、クベーラは、富と財産に直接的にかかわる神として知られています。地中の鉱石や貴石は、クベーラの手によって掘り起こされると考えられているため、宝石の中(ラトナ・ガルバ)に住む財宝の主(ダナ・パティ)ともいわれています。
また、ラクシュミーはヴィシュヌ神の妃として、また仏教では吉祥天として知られる女神です。美と豊穣の女神として美しく姿を現し、人々の悲哀をすべて取り去る女神として多くの人々を惹きつけています。ラクシュミーの真摯な礼拝者は、富、繁栄、美、快適な暮らしを手にし、金銭に悩むことなく、物質的な快適さに恵まれ、また精神的にも恩恵を授けられると信じられています。
クベーラ神とラクシュミー女神を礼拝する時、財産や物質的な豊かさが欠乏することが決してなく、家や金庫にはいつも財宝が満ち溢れると信じられています。
このプージャーは、毎月の新月に、以下の寺院においてアルチャナ(神前において僧侶が名前を奏上する儀式)を実施します。
■プージャー(アルチャナ:神前において僧侶が名前を奏上する儀式)実施寺院■
・シュリー・ラクシュミー・クベーラ寺院(チェンナイ、ラティナマンガラム)
※プージャー実施日は、2024年12月1日(日)の新月(インド時間)となります。
※お申し込みは、11月28日(木)18:00ご入金確認分までの受け付けとなります。
※2〜3ヶ月後に、プージャーのプラサーダムをお送りいたします(写真は付属いたしません)。
※お申し込み時に、祈願者名、ナクシャトラ(未記入でも可。必要な場合は生年月日・誕生地住所・誕生時間をお知らせいただければ、確認させていただきます)をお知らせください。
※1回のお申し込みで、同じ姓のご家族4名様までご参加いただけます。
※お送りするプラサードは1回のお申し込みにつき1名様分のみとなります。人数分のプラサードをご希望の場合は、人数分のお申し込み数が必要となります。
※ご家族でお申し込みいただいた場合、実施寺院によっては、「Yamada Family」などと家族の姓でまとめて実施される場合があります。個人名での実施をご希望の場合は、1回のお申し込みにつき、1名様分のみの情報をご記入ください。