五つの顔を持つハヌマーン神を崇めるヤントラです。
ハヌマーン神はヒンドゥー教でもっとも力強い神格のひとりであり、ハヌマーンの礼拝が行われるところには、否定的なエネルギーは近寄ることができないと言われます。
五つの顔を持つ姿で描かれるハヌマーンは、ラーマーヤナの時代におけるアヒラーヴァナ(魔王ラーヴァナの兄弟)を倒す姿として知られています。
アヒラーヴァナは、ラーマとラクシュマナを捕らえ、別の世界へと連れ去りました。アヒラーヴァナを倒す唯一の手段は、異なる方向に灯る五つのランプを同時に消すことです。
ハヌマーンは、パンチャームカ(五面)の顔を持つ姿をとり、任務を果たしました。そうしてラーマとラクシュマナを魔の手から救ったのです。
パンチャームカ・ハヌマーンの五つの顔は、ハヤグリーヴァ、ナラシンハ、ガルダ、ヴァラハ、そしてハヌマーン自身を意味します。
そのため、この姿のハヌマーンを祀る家庭は、あらゆる方角において吉兆と繁栄がもたらされると信じられています。
ポケットサイズのヤントラで、寺院でプージャーを実施していますので、財布やパスケースなどに入れて強力なお守りとして所持することができます。
マントラ:オーム・ハム・ハヌマテー・ルドラータマカーヤ・フーム・パット
デザイン:金属板にヤントラが描かれています。
サイズ:約4.8cm×4.8cm
■プージャー実施詳細■
実施日:2022年12月25日
実施寺院:シュリー・サナータナ・ダルマ寺院
僧侶:1人
※インド製のため作りの粗い箇所がございますので、何卒ご了承ください。
Mantra Audio