2024年12月15日は、ダッタートレーヤ・ジャヤンティーの吉日です。
ダッタートレーヤ・ジャヤンティーは、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の三大神が一体となったダッタートレーヤ神の降誕祭として祝福される日です。
マールガシールシャ月(11月〜12月)の満月に祝福されます。
(暦の関係上、プージャーは満月の前日に祝福される場合があります)
ダッタートレーヤ神は、聖者アトリとその妻アナスーヤーの子として生まれました。
アナスーヤーは非常に謙虚で忠実な妻でした。
それは、天上のサラスワティー女神、ラクシュミー女神、パールヴァティー女神を悩ませるほどで、女神たちはアナスーヤーの評判を落そうと、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神を地上に送ります。
ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神は、アトリが留守の時にアナスーヤーを訪ねます。
アナスーヤーが食事を準備すると、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神は、裸になって食事を振舞うようアナスーヤーに要求しました。
アナスーヤーはショックを受けるも、心の力でブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神を小さな赤ん坊の姿にします。
そして、赤ん坊たちを揺りかごに入れ、大きな愛をもって食事を振舞いました。
ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神が赤ん坊になってしまったため、誰がこの宇宙を司るのか、サラスワティー女神、ラクシュミー女神、パールヴァティー女神は心を悩ませます。
すると、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神は、アナスーヤーに許しを請い、その存在のもとがある天上へと戻ります。
一方で、アナスーヤーは三人の赤ん坊を、ソーマ、ダッタ、ドゥルヴァーサーと名付けました。
そして、ソーマは月で、ドゥルヴァーサーは森で苦行を続けるようになります。
ソーマとドゥルヴァーサーは離れる時、ダッタにその存在を残していたため、ダッタはブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神を兼ね備えた存在になったといわれます。
こうして生まれたダッタートレーヤ神は、三つの頭をもった姿で描かれ、それぞれブラフマー神・ヴィシュヌ神・シヴァ神を、そして、過去・現在・未来を、また、目覚めている状態・夢見の状態・夢を見ない睡眠状態の三つの意識状態を象徴していると伝えられます。
ダッタートレーヤ神は、あらゆる霊的性質を持つ宇宙のグルとして、私たちを教え導く究極の知識を持つと信じられています。
このダッタートレーヤ・ジャヤンティーの吉日に、以下の寺院においてアルチャナ(神前において僧侶が名前を奏上する儀式)を実施します。
■プージャー(アルチャナ:神前において僧侶が名前を奏上する儀式)実施寺院■
・ダッタートレーヤ寺院(タミルナードゥ州センガリプラム)
※プージャー実施日は、2024年12月15日(日)となります。
※お申し込みは、12月12日(木)18時ご入金確認分までの受け付けとなります。
※2〜3ヶ月後に、プージャーのプラサーダムをお送りいたします(写真は付属いたしません)。
※お申し込み時に、祈願者名、ナクシャトラ(未記入でも可。必要な場合は生年月日・誕生地住所・誕生時間をお知らせいただければ、確認させていただきます)をお知らせください。
※1回のお申し込みで、同じ姓のご家族4名様までご参加いただけます。
※お送りするプラサードは1回のお申し込みにつき1名様分のみとなります。人数分のプラサードをご希望の場合は、人数分のお申し込み数が必要となります。
※ご家族でお申し込みいただいた場合、実施寺院によっては、「Yamada Family」などと家族の姓でまとめて実施される場合があります。個人名での実施をご希望の場合は、1回のお申し込みにつき、1名様分のみの情報をご記入ください。