クリシュナ崇拝の初期の形態の一つとも言われるバーラ・クリシュナ神像です。大理石風の材質にスタイリッシュな彩りが施された美しい神像です。
クリシュナ神は、バガヴァッド・ギーターで教えを説く偉大な師の姿から、牛飼いの乙女たちと戯れる愛に満ちた姿、そしてフルートを奏で人々へ喜びを広める姿など、さまざまな姿で描かれます。そんな中、バターをあちらこちらから盗んで食べる、いたずら好きな愛らしい子どもの姿で描かれることがあります。
牛飼いの乙女たちが作るバターを盗み続けるクリシュナ神に、母親(養母)であるヤショーダーは尋ねます。「どうしてバターを盗むのですか。」そしてクリシュナ神はこう答えたといいます。「バターを盗んでいるのではありません。牛飼いの乙女たちの心を盗んでいるのです。」
牛飼いの乙女たちは、クリシュナ神のためにバターを作り続けました。こうして乙女たちの心は、常にクリシュナ神のもとで喜びにあったといわれます。
クリシュナ神は、帰依者たちへ喜びを与えるためにこの聖なる地に現れたと言われます。多くのリーラー(神の遊戯)を行い、帰依者たちを常に魅了し、彼の愛の中へ引き込みます。このクリシュナへの愛が、帰依者たちを手の届かない喜びに導くと言われます。
この神像は、約70%の大理石の粉末と樹脂でできています。彫刻ではなく鋳型で製作する神像に多く用いられる材質です。安価で軽量でありながら、大理石風の神像をお祀りすることができます。
サイズ
高さ:約20cm
底部:約10.4cm×約7.8cm
重量:約500g
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。