ヴィブーティ(バスマ)は、神聖灰としてさまざまな場面に使用されます。
「バ」は「バルツァナ」の破壊すること、「スマ」は「スマラナム」の記憶を意味しています。
したがって、バスマを用いることは、悪を破壊し、神の光輝を思い起こすことを象徴します。
バスマは、それを塗布するものに栄光を与えるために、ヴィブーティ(栄光)とも呼ばれます。また身につける場合には、病や悪霊を遠ざけるお守りとして使用されます。
バスマは、シヴァ神と特に深い関係があり、シヴァ神像や、リンガムに塗布されます。またシヴァ信者は、バスマで額に三本のラインを描きます(トリプンドラ)。灰を塗布する際には、ムリティユンジャヤ・マントラを唱えるのが望ましいといわれています。
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