あらゆる方面からの保護と繁栄をもたらすと信じられる5つの顔を持つハヌマーンがあらわされた重厚な真鍮製のシャンカです。
古代のインドでは、存在と権力を示すために、男性はシャンカ(ほら貝)を使用していました。マハーバーラタでは、戦いの前に吹くほら貝についての詳細な記述があります。シャンカを吹くことは、寺院や家庭での日々のプージャーの一部となっています。
また、シャンカは繁栄や豊かさを招くために家々やオフィスなどに置かれます。オフィスのテーブルやデスク、リビングルーム、または祭壇などにシャンカを置くことで、豊穣や富がもたらされると信じられています。渦巻状の部分を北方向に、また貝の側面の湾曲した丸い部分が上向きになるように置くことが勧められます。
ハヌマーン神はヒンドゥー教でもっとも力強い神格のひとりであり、ハヌマーンの礼拝が行われるところには、否定的なエネルギーは近寄ることができないと言われます。
五つの顔を持つ姿で描かれるハヌマーンは、ラーマーヤナの時代におけるアヒラーヴァナ(魔王ラーヴァナの兄弟)を倒す姿として知られています。
アヒラーヴァナは、ラーマとラクシュマナを捕らえ、別の世界へと連れ去りました。アヒラーヴァナを倒す唯一の手段は、異なる方向に灯る五つのランプを同時に消すことです。
ハヌマーンは、パンチャームカ(五面)の顔を持つ姿をとり、任務を果たしました。そうしてラーマとラクシュマナを魔の手から救ったのです。
パンチャームカ・ハヌマーンの五つの顔は、ハヤグリーヴァ、ナラシンハ、ガルダ、ヴァラハ、そしてハヌマーン自身を意味します。
そのため、この姿のハヌマーンを祀る家庭は、あらゆる方角において吉兆と繁栄がもたらされると信じられています。
サイズ:約22.8cm×約11.4cm
重さ:約2.085kg
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。