2024年は11月23日にカーラバイラヴァ・アシュタミーが祝福されます。
カーラバイラヴァ・アシュタミーは、カーラバイラヴァ・ジャヤンティーとしても知られ、カーラバイラヴァ神の降誕を祝福する吉日です。
カーラバイラヴァ神は、シヴァ神の化身した恐ろしい姿を意味します。
カーラバイラヴァ神は、マールガシールシャ月(11月〜12月)のクリシュナ・パクシャ(満月から新月へ向かう半月)の8日目(アシュタミー)に降誕したと伝えられます。
カーラバイラヴァ神が降誕したのには、以下のような神話が伝えられます。
ある時、ブラフマー神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の3大神が、誰が一番崇高な存在であるかという議論に至ります。
その際、私が一番であると無知でおごり高ぶった態度を見せたブラフマー神を静めるために、シヴァ神はカーラバイラヴァ神の姿となり、5つあったブラフマー神の頭を切り落とし苦行を行ったとされています。
ブラフマー神の頭は4つとなり、カーラバイラヴァ神は切り落としたブラフマー神の頭を持った姿で描かれます。
こうして満月から8日目に降誕したとされるカーラバイラヴァ神には、主となる8つの姿があり、8つの異なる恩恵を授けると伝えられます。
また、それぞれはアシュタ・マートリカー(八母神)を妃として持ち、8つの方向を守ると信じられています。
1.アシターンガ・バイラヴァ:想像力の獲得
2.ルル・バイラヴァ:知識の獲得
3.チャンダー・バイラヴァ:競争や敵を減らす
4.クローダ・バイラヴァ:勇ましい力の獲得
5.ウンマッタ・バイラヴァ:自我の制御
6.カパーラ・バイラヴァ:実りある結果の獲得
7.ビーシャナ・バイラヴァ:悪意の破壊
8.サンハーラ・バイラヴァ:カルマの除去
シヴァ神のもっとも恐れられる姿にも関わらず、カーラバイラヴァ神への礼拝は限りのない保護と繁栄を授けると伝えられます。
それは、私たちの欲望という最も恐ろしい敵を倒すとともに、優れた精神力を授けてくれるからだと信じられています。
このカーラバイラヴァ・アシュタミーの吉日に、以下の3つの寺院においてアルチャナ(神前において名前を奏上する儀式)を実施します。
■プージャー(アルチャナ:神前において名前を奏上する儀式)実施寺院■
・ティル・ヨーガナンデーシュヴァラ寺院(タミルナードゥ州ティルヴィサナルール)
・パッテーシュヴァラ寺院(タミルナードゥ州クンバコナム)
・カーラバイラヴァ寺院(タミルナードゥ州クシェートラバラプラム)
※プージャー実施日は、2024年11月23日(土)のカーラバイラヴァ・アシュタミーの吉日となります。
※お申し込みは、11月20日(水)18時ご入金確認分までの受け付けとなります。
※2〜3ヶ月後に、プージャーのプラサーダムをお送りいたします(写真は付属いたしません)。
※お申し込み時に、祈願者名、ナクシャトラ(未記入でも可。必要な場合は生年月日・誕生地住所・誕生時間をお知らせいただければ、確認させていただきます)をお知らせください。
※1回のお申し込みで、同じ姓のご家族4名様までご参加いただけます。
※お送りするプラサードは1回のお申し込みにつき1名様分のみとなります。人数分のプラサードをご希望の場合は、人数分のお申し込み数が必要となります。
※ご家族でお申し込みいただいた場合、実施寺院によっては、「Yamada Family」などと家族の姓でまとめて実施される場合があります。個人名での実施をご希望の場合は、1回のお申し込みにつき、1名様分のみの情報をご記入ください。