3面のルドラークシャ(金剛菩提樹)は、前世や現世の過去の行いが原因で生じている問題、あるいは未来に起ころうとしている問題を解決するための、最も強力なルドラークシャのひとつであるとされます。適切なマントラが唱えられた3面ビーズは、40日間のマントラ・ジャパの期間内に、人生を劇的に変化させる力を備えるといわれます。3面のルドラークシャ・ビーズは、人生の救世主であると信じられています。これを身につける人々は、努力に応じた成功を手にするといわれます。またこのビーズには、ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァの三大神が内在すると信じられています。
シヴァ・プラーナ(シャーストリ訳、Vidyesvara Samhita、1973年)
スータは言った。「ルドラークシャはシヴァ愛用のビーズである。それはとても神聖なものであり、一瞥すること、触れること、ジャパによって、すべての罪が洗い清められる。」
シヴァは言った。「瞑想や知識によっても、解脱が得られないのならば、ルドラークシャを身につけるべきである。彼はすべての罪から自由になり、最高の境地に達するだろう。3面のルドラークシャは、恒なる喜びの時を授ける。その力によって、あらゆる魅力が確立されるのだ。」
パドマ・プラーナ(バッタ訳、第57章、1989年)
神は言った。「3面のルドラークシャは、火をあらわす。過去世に罪を犯した者は、火は燃料を糧に燃えるように、罪は糧として燃やし尽くされる。賢人は、火を礼拝することによって、その果実を手にし、天界にまで達する。3面のルドラークシャを身につける者は、地上に降り立つブラフマーのようである。輪廻の中で集積された罪の数々は、すべて燃やし尽くされるだろう。胃に関する病は、無縁のものとなる。彼は決して敗れることなく、家が火災に見舞われることはないだろう。このような果実がもたらされ、破壊的な凶器は寄せつけない。3面のルドラークシャを身につける者には、不吉なことが起こることがない。
ルドラークシャ・ジャバーラ・ウパニシャッド
カーラーグニ・ルドラは答えた。「3面のルドラークシャは、火そのものであり、身につけることで、火の三神が喜ぶ。」
3面のルドラークシャは次のような特徴をもちます。
・対応する神 : アグニ(火の神)
・支配する惑星 : 火星
・火星に対応のメンタル面 : 憂うつ、悲観的意識・罪意識、自信
・火星に対応の利益面 : 過去の罪の浄化
・対応するマントラ : 「オーム・クリーム・ナマハ」あるいは「オーム・ナマ・シヴァーヤ」
またカンタとは、「首、喉、首飾り」などの意味がありますが、ルドラークシャ・マーラーに関して言う場合は、32+1ビーズのマーラーのことを指します。
プラジャーパティ(創造物の主の意味で、ブラフマー神の別名)は、「32ビーズの数珠は、モークシャ(解脱)をもたらす。32ビーズの数珠を身につけ、儀式を行うならば、より多くの恩寵が与えられるだろう」と言っています。
原産国:ネパール産
ビーズの数:32+1ビーズ
デザイン:オプションよりご希望のデザインをお選びください。
・ウールスペーサー(ビーズの間にウールスペーサーが付いています)
・シルクスレッド(ビーズはシルクの紐で結ばれています)
・シルバーキャップ(シルバーキャップ加工されたビーズがシルバーで結ばれています)
※ルドラークシャの効能・効果の記述は、インド古代の聖典や占星術師の証言などにもとづいています。使用感には個人差があります。
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。