富を得るために最もご利益のあるヤントラです。
インドには、唱えることで富が降り注ぐと信じられる有名な賛歌が伝わります。
カナカダーラー・ストートラと呼ばれる、ラクシュミー女神への賛歌です。
ラクシュミー女神の力、美しさ、魅力、慈悲深さが歌われるこの賛歌を唱えることで、ラクシュミー女神が喜び、富が降り注ぐと信じられます。
この賛歌が生まれた背景には、私たちが豊かさを得るために学ぶべく美しい神話が伝わります。
カナカダーラー・ストートラを最初に唱えたのは、シャンカラ(アーディ・シャンカラーチャリヤ)と伝えられます。
8歳で出家をしたシャンカラは、ビクシャー(乞食)のために、ある女性の家を訪れました。
しかし、女性はとても貧しく、シャンカラに与えるための食事が何もありません。
女性はふと、台所にアーマラキー(アムラ)の実が一つあることに気がつきます。
実が一つしかないことをためらうも、あらゆる敬意を込めて、シャンカラにその実を手渡しました。
それは、女性が持つ唯一の食べ物でした。
その行為に胸を打たれたシャンカラは、この貧しい女性に恵みが注がれるよう、ラクシュミー女神に祈ります。
それは、ラクシュミー女神を讃える美しい賛歌となりました。
ラクシュミー女神がその祈りに答えると、貧しい女性のもとに黄金のアーマラキーの果実が降り注いだと伝えられます。
このヤントラを用いた祈りは、富を降り注ぐと信じられます。
このヤントラは、金庫や箪笥などに保存しておくことも良いとされています。
マントラ:Om Hreem SahastraVadane Kanakeshwari Sheeghram Atravagachh Om Phat Swaahaa(オーム フリーム サハストラヴァーダネー カナケーシュヴァリー シーグラム アトラヴァーガッチャ オーム パット スヴァーハー )
ヤントラのデザイン:真鍮板にアンティーク調の加工が施されております。
配置:カナカダーラー・ヤントラは、家・オフィス・祭壇において、東の方角に配置するのが望ましいとされています。
サイズ:約75mm×75mm
※インドからの出荷前に簡潔なプージャーを行っております。
※配置に望ましい方角は地域や宗派によって異なる場合があります。
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