聖なる履物であるパードゥカーの起源は、ラーマーヤナに遡ります。ラーマは、義母の偽計により、王位を退き、14年間の隠遁生活を強いられました。その間、王位を継承するはずであったバーラタは、ラーマを強く慕っており、ラーマの住む森に出かけ、ラーマの身代わりとしての履物であるパードゥカーを、玉座に安置し、自分は玉座に座ることなく、毎日礼拝していました。パードゥカーは、ラーマの14年間の追放期間にわたり、ラーマの存在を象徴し、王に相応しい理想をバーラタに示し続けました。
パードゥカーは、神の存在を示すシンボルです。パードゥカーを安置し、日々の祈りを捧げることにより、心身ともに豊かな生活を送ることができます。
材質:チークウッド(真鍮の象眼模様入り)
サイズ:長さ約25.4cm
重量:約350g
ジャイプール産