重厚な真鍮製の聖鳥ガルダの神像です。
ガルダはヴィシュヌ神の乗り物とされ、身体は人間の姿、頭や翼などは鷲の形をした聖鳥です。生まれてすぐに炎のように熱く光り輝き、非常に大きな体を持つ鳥でした。それは大きすぎるほどで、神々はガルダを礼拝しながら小さくなるよう頼み、ガルダの体は小さくなったといわれます。
ガルダが生まれたとき、ナーガ族との賭けに負けたガルダの母は、ナーガ(蛇)の囚われの身となっていました。ナーガは、母の支配を解く代わりに、ガルダに天界にあるアムリタを持ってくるよう命令します。
ガルダが、神々の目を盗み、天界からアムリタを持ち帰る途中、ヴィシュヌと激しい戦いになりましたが、決着はつかず、ヴィシュヌがアムリタをガルダに与える代わりに、自分の乗り物になるようとの交換条件を出したことから、ヴィシュヌの乗り物になったといわれます。
インドでは先祖供養の間に、ヴィシュヌ神とガルダの対話が含まれ、死後の世界について記されたガルダ・プラーナを読むことが勧められています。それは私たちと先祖の望みを満たし、天と地の両方において幸福を授けると信じられます。
サイズ
高さ:約8.8cm
底部:約5.8cm×約2.8cm
重量:約365g
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。