帰依者を限りのない喜びへと導くナラシンハ神を1年を通じて礼拝するプージャーです。月に一度、僧侶によって吉日が選ばれ、プージャーが実施されます。
ナラシンハは、ヴィシュヌ神の4番目の化身として崇められます。
人獅子の姿をしたナラシンハは、魔王ヒラニヤカシプを倒すために生まれた、ヴィシュヌ神の最も強い神格と信じられます。
帰依者に最高の保護を与えると信じられるこのナラシンハの誕生には、一説に以下のような神話が伝えられます。
魔王ヒラニヤカシプは、苦行の賜物として、神、魔神、人間、動物、そしていかなる武器にも殺されることのない肉体を手にし、世界を恐怖に陥れていました。
ヒラニヤカシプを倒すことができるのは、昼でも夜でもない時、そして、外でも内でもない場所に限られます。
もはや、ヒラニヤカシプを倒すことは不可能のように見えました。
そんなヒラニヤカシプには、プラフラーダという息子がいました。
ヴィシュヌ神を熱心に礼拝するプラフラーダは、ヒラニヤカシプにとって疎ましい存在です。
ある時、ヴィシュヌ神の遍在性を説くプラフラーダに腹を立てたヒラニヤカシプは、その事実を証明させるため、宮殿の柱からヴィシュヌ神を出すよう要求します。
その悪態に見かねたヴィシュヌ神は、神、魔神、人間、動物でもない人獅子ナラシンハとなって、柱から姿をあらわします。
人獅子となってあらわれたヴィシュヌ神は、ヒラニヤカシプを外でも内でもない場所に連れ出しました。
そして、どんな武器でもないその爪で手にかけると、不可能と思われたヒラニヤカシプを容易く倒したといわれます。
それは、昼でも夜でもない、明け方のことであったと伝えられます。
ナラシンハが生まれた目的は、ヒラニヤカシプからプラフラーダを守り、神が至る所に存在しているというプラフラーダの言葉を真実にするためでした。
そんなナラシンハの姿は、この世界に不可能はないということ、そして、どんな時でも神は真の帰依者を救いに来るということを伝えています。
ナラシンハ神のプージャーを通じては、以下のような恩恵が伝えられます。
・神々の恵みとナラシンハ神の祝福
・健康、富、繁栄の獲得
・霊性の向上、物質的な利益
・保護と病の平癒
願いや祈りを持ち続けること、それを実際に思い描くこと、または言葉にすること、そうした行為が願いや祈りを実現させるために大切であるといわれます。定期的にプージャーを実施することは、特別なプージャーを一度実施するよりも恩恵高いと伝えられることがあります。
■このプージャーの内容■
場所:
シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)
日時:毎月の吉日に一度(事前に日程をお知らせいたします。)
時間:約2時間
僧侶:1人
※儀式終了後、プラサード(写真と供物)をお送りします。
■このプージャーで実施される内容■
シュッディカラナ(浄化の行い)
ディク・バンダナ(4方角の守りに対する祈り)
ジョーティ・プラチャンダ(光を灯し捧げる行い)
スヴァスティヴァーチャナ(儀式を行う感謝の祈り)
サンカルパ(祈願)
ブーミ・プージャー(大地の女神への祈り)
ガウリー・ガネーシャ・プージャー(ガネーシャ神とガウリー女神への祈り)
カラシャ・プージャー(全生命の源の象徴である水瓶(カラシャ)への祈り)
マートリカー・プージャー(64の女神たちへの祈り)
ナヴァグラハ・プージャー(9惑星への祈り)
オームカーラ・プージャー(聖音オームへの祈り)
サプタ・リシ・プージャー(7仙人への祈り)
シェーシャ・ナーガ・プージャー(蛇神への祈り)
パンチャ・ローカパーラ・プージャー(5神格への祈り)
ダシャ・ディクパーラ・プージャー(10の方角の守り神への祈り)
ボーガ(供物を捧げる行い)
アーラティ(火を捧げる行い)
プラールタナー(祈り)
ハヴァナ(ホーマ、火の儀式)
儀式の間にナラシンハ・マントラ・ジャパが行われます。
■ご購入完了後に、プージャーを行うための情報を以下のフォームよりご記入下さい。■
お申込フォーム
※このプージャーは、
シュリー・サナータナ・ダルマ寺院(ニューデリー、モーティーバーグ)にて、寺院の僧侶がヴェーダの儀式に基づいて行います。
※これは、個人のために行われるプージャーです(グループ・プージャーではありません)。
※プラサードは実施後2〜3ヶ月後のお届けとなります。都合により数ヶ月分まとめての発送となる場合がございます。
※このサービスは、インド伝統の儀式に従い、神々に対して祈祷を行うものです。効果・効能をお約束するものではありません。
※お支払いは、クレジットカードの月次課金(毎月28,000円(年額336,000円)を5日に引き落とし)となります。
※3ヶ月以上の継続で、途中解約も可能です。