高潔さや純真さの象徴として崇められるシーター女神の神像です。貝殻の中で、真珠のように横たわる美しい御姿が際立ちます。貝殻の背には魔王ラーヴァナの10の頭があらわされ、悪に影響されない純潔さが象徴されています。
シーター女神は、ヴィシュヌ神の7番目の化身であるラーマ神の妃であり、ラクシュミー女神の化身とも言われ、高潔さや純真さの象徴として崇められます。
大地の女神であるブーミを母に持つシーター女神の名は、「畝(うね)」という意味があり、畑の畝の間から生まれたと信じられています。土地の肥沃さや農作における豊穣の女神として崇められるも、ラーマ神の妃として生きたシーター女神の生涯は苦難に満ちたものでした。
シーター女神は、追放されたラーマ神と共に王国を離れ深い森で暮らす中で、魔王ラーヴァナに誘拐され、ランカー島へと連れ去られてしまいます。しかし、誘拐されていた間もラーマ神を瞑想し続け、純潔を守り通していました。
どんな苦難においても平穏と尊厳を失うことがなかったシーター女神には、常に、主を思う強い心があったと伝えられます。自己を犠牲にし、主を思い続けることで苦難を乗り越えていく、そんな強さが象徴の美しい女神です。
サイズ
幅:約28cm
高さ:約16.5cm
重量:約3.5kg
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。