美しく輝くブロンズ製のクリシュナ神像です。南インドの職人によって作られた伝統的なデザインが神像の美しさを際立てています。
この神像では、さまざまに描かれるクリシュナ神話の中でもとりわけ有名な、大蛇カーリヤとのエピソードがあらわされています。カーリヤはクリシュナに退治された、猛毒を持つ大蛇ナーガ族の王として知られます。
カーリヤは神鳥ガルダに捧げられた供物を密かに食べていました。それを知り怒ったガルダに打ち負かされ、カーリヤはガルダが近づくことができないヤムナー川に逃げ込みます。
ヤムナー川はカーリヤの猛毒に冒され、植物は枯れ、動物は死に、牛飼い達は倒れます。そこには聖木カダンバだけが生えていました。クリシュナは聖木カダンバに登りカーリヤと戦い、カーリヤの頭上に飛び上がって踊り頭を踏みつけます。自らの体内に宇宙を有するクリシュナの重さに耐えられず、カーリヤは打ち負かされます。
しかし、カーリヤの妻が命乞いをし、かつて住んでいた島に帰ることを許されます。そして、ヤムナー川の水は清浄になりました。カーリヤの頭にはクリシュナの足跡が加護の印として残り、その後は宿敵であるガルダもカーリヤ一族には近づけないと信じられています。
サイズ
高さ:約17.7cm
底部:約5.6cm×約4.3cm
重さ:500g
材質:ブロンズ製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで2ヶ月前後かかる予定です。
職人の都合によっては、3〜4ヶ月かかる場合がございますので、何卒ご了承ください。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。