アーユルヴェーダの神として崇められるヴィシュヌ神の化身、ダンヴァンタリ神の重厚な真鍮製の神像です。アムリタの入った壺を手にする崇高な姿が際立ちます。
ダンヴァンタリ神は、神々へとアムリタ(不死の甘露)を運ぶため、乳海撹拌の間に誕生しました。一説には以下のような言い伝えがあります。
宇宙が悪に支配されていた時、神々はヴィシュヌ神の助けを求めます。神々が力を取り戻すために必要であるアムリタを得るため、神々はヴィシュヌ神の働きかけの下、悪魔たちと協力をしながら乳海撹拌を行うことになりました。
あらゆる薬草を海へと投入し、マンダラ山に大蛇ヴァースキを絡ませ引っ張り合うことで海を撹拌します。マンダラ山が沈まぬよう大亀クールマの上に山を乗せ、その上にヴィシュヌ神が座り、絡ませた大蛇ヴァースキを神々と悪魔で引っ張り合いました。多くの物が産出されたこの乳海撹拌において、幸運を運ぶラクシュミー女神もまた誕生し、後にヴィシュヌ神の妻となります。
続く乳海撹拌のなかで、ダンヴァンタリ神が現れます。身体はあらゆる面で健康で、そしてアムリタの入った壺を手にしていたと言われます。
これが、不死の甘露であるアムリタとダンヴァンタリ神の誕生の神話です。ダンヴァンタリ神の礼拝は、強さ、力、長寿を獲得するとして多くの人々に崇めらています。
サイズ
高さ:約38cm
底部:約12cm×約12cm
重量:約4.41kg
材質:真鍮製
※この商品は、インドでの受注製作品となっておりますので、納期まで一ヶ月前後かかる予定です。
デザインの細部は、画像と異なる場合がございます。
インドより出荷前に簡潔なプージャーが実施されますが、個人名でのプージャーをご希望の場合は、プラーナプラティシュタ・プージャーを合わせてご注文の上、ご祈祷名をお知らせください。